
という名著がある。
これは、掛け値なし、面白い、、、
本の帯には、あの国民栄誉賞受賞者、
山下泰裕氏の推薦文が記されています。
その著者が、何とも人間味溢れる、
ユニーク極まりない、
柔道家、三浦守氏である。
→こちら!
いつしか、敬愛の念を込めて、
師範とお呼びしている、、、
師範とのご縁は、
さて、どのぐらいになるのだろう、、、
娘が産まれる前だったから、
もう、かれこれ、13、4年前になるであろうか、、、
バンコクは、チャイナタウン、、、通称ヤワラーで、
今は、無き、伝説のジュライホテル近辺で、
師範の方からお声が掛かったような気がする、、、
一見、これほど、怪しい風体はないのですが、
とにかく、一度、接しましたら絶対忘れられない、、、
<圧倒的な存在感、、、>
その生き様は、非常に興味深く、
その語り部は、あまりにも腹を抱えて笑わされます。
その後、何度、バンコク、チェンマイのアチコチで、
師範との邂逅に恵まれましたことでしょう、、、
暫く、お見かけしないな、、、と思っていたら、、、
一昨年、何とNHKのスペシャル番組、
「九州スペシャル〜柔道じゃっど!」の中、、、
あのドデカイ図体が、画面狭しと、、、
柔道によるタイと日本との橋渡し的な役割で、
感動的にレポートされておりました。
その時も、全く偶然にテレビで師範のお姿を観、
<青天の霹靂、、、>
まさに呆気にとられた次第です。
NHKの1年間にも及ぶ師範への密着取材により、
師範のご尽力により、タイの青少年を日本に派遣し、
終始、黙々と真摯にひたむきに、柔道を、人生を、
タイの子供たちに教え、導いてられる師範のお姿に、
こちらも思わずもらい泣きです。
今では、永年に亘るインド以外にも、
マレーシア、タイ、カザフスタン、、、
その他世界中の各地で、、、
柔道の先駆的ご指導の下、普及に努めておられます。
とにかく、忘れた頃に、ヒョッコリと、
何の前触れも無く、師範は現れるのです。
事前にタイ入りされていた師範は、
ランパーンでの警察学校での指導を終え、
6月1日、チェンマイ入りされていた、、、
ワタノタイパヤップ高校から、
競技場の方に場所を変え、、、
その都度、師範からお電話を頂きます。
いつも師範のペースで、、、
完全に生活をかき乱されるのですが、
どうにもこうにも憎めません、、、
夕刻、6時半、懐かしの師範と、
競技場の道場前でお会いしました、、、
そこには、将来を有望視された女子柔道選手が、
あどけない姿で、練習に励んでおります。
高校生が2人、チェンマイ大学生が4人、、、
いずれも、タイの女子柔道界を、
背負って立つことになるやもしれない逸材です。
その中、で一際光沢を放っている、
ひとりの女子に見覚えがありました。
NHKの番組で師範と一緒に、
涙で、幼い顔をクシャクシャにしていた、
あの可愛らしい女の子です、、、
今では、身体もガッシリして、
それでいてとてもチャーミングな娘さんに、
スッカリと様変わりしておりました。
ここで、彼女たちを近くに引き寄せ、
おもむろに、師範の説法が始まります。
柔道の基本的な心構えに始まり、
才能ある彼女たちを熱く叱咤激励する、
師範なりの教育的指導でした、、、
途切れなく、1時間半、唾を飛ばすように、
熱く語る師範のお言葉をなぞるように、
傍らで精一杯、心を込めてタイ語に訳させて頂きました。
彼女たちのキラキラと純真に輝く、、、
そんな無邪気な瞳が眩しくて眩しくて、、、
辺りはすっかりと暗くなりました、、、

三浦師範は、こうしていつものごとく茫洋とした風貌で、
世界を叉に掛けて、柔道の普及に励まれるのでしょう、、、
日本の柔道が、文化が、スポーツが、、、
世界の至る所で、芽吹き、花を咲かせ、
ソステ、三浦師範のご尽力が、
世界中で実を結びますことを、、、!!!
同時に彼女たちが、近い将来、
タイの柔道ナショナルチームの代表として、
世界の檜舞台に立つことを願ってやみません、、、
<三浦守師範、どうもお疲れ様でした!!!>
これは心温まる話ですね。
師匠のご支援により世界中に柔の道が
広がるなんて、夢のある話です!!
M師範は、違った意味で、
非常にユニークで個性的であり、
そのインパクトの大きさは、
会長に似た趣きがございますよ。