2007年03月09日

輪廻流転「ホンテウ」永田玄氏との再会!?

チェンマイでもハイセンスなお店が立ち並ぶ、
ちょっとオシャレなニマンヘミン通り、、、

スーパーハイウェイから通りに接続される交差点を、
左手にアマリリンカムホテルを眺め、、、
通りを挟んだ斜向かいに

「ホンテウ」


はある。

「ホンテウ」(平長屋)というネーミングがミスマッチする程、
老舗の店内は、こじんまりながら、実にシックで、
おもてなしの温かい雰囲気に満ちている。

「ホンテウ」には、何とも甘酸っぱい想い出がある。

地元のP大学の学生だった頃、
新卒でニューヨークから赴任されたばかりのC先生との、
逢引!?の場所だった、、、

「ホンテウ」は、ニマンヘミンに居住のC先生にとって、
一推しのお店でもあり、全くチェンマイらしからぬ、
独特の優しい雰囲気を醸し出していた。

金髪を惜しげもなくショートカットにした大柄な彼女は、
屈託なく良く笑い、一緒に居てよく目立った。

恩師!?であるC先生とは実は一回り以上年が離れている、、、
まさにクールで茶目っ気な現代っ子の一面を兼ね備えていた。

そのC先生と密会というにはあまりにもオープンに、
「ホンテウ」で、タイ(チェンマイ)料理やビールを味わった。

<あれから、さて、一体何年になるのだろう、、、>


どういうわけか、C先生が本国に戻られてから、
ただの一度も「ホンテウ」に立ち寄っていない、、、

<完全に自分の心の中で封印されたままだった、、、>


昨年、ネットを通じて、ひょんなことから、
名著「チェンマイ満腹食堂」永田玄氏と面識を得ました。

自分自身も、その著を拝読拝見し、
実際にお会いして、一発でその人間性に魅了されました。

また、ワスのミクシーでの1万アクセス時には、
賞品に際してわざわざ、直筆入りの、
「チェンマイ満腹食堂」を進呈してさえ下さいました。

その後、「犬僕」(犬が僕に教えてくれた大事な話)では、
ごくごく日常生活にとけ込んでいる、
チェンマイ近郊の身近な犬の写真と文を通して、、、

犬の視点で、人生を喝破するという、
大胆な離れ業をやってのけられました。

疲れた時、落ち込んだ時、
今でもこの著には、癒しの時空間を提供してくれます。

そんな、永田玄氏が、チェンマイ3部作ともいうべき、
チェンマイについての渾身の3冊目を、
この5月に上梓されます。

チェンマイに惹かれ、チェンマイに愛着を持つ筆者にとって、
チェンマイは、ある種、反逆的な方向に流れていくことに、
誰よりも懸念され、その警鐘を鳴らし続けられています。

そんな、永田玄氏から、お誘いを受け、
心の中で封印された、
「ホンテウ」の玄関をくぐったのでした。


永田玄氏、お嬢様、日本から出版関係者のH氏、、、
それにいつも人生を啓蒙して下さる「ちゃ〜お」のDS氏、、、

午後7時に始まった宴は、
ステキなコース料理を愛でる様に、
一つ一つが作り手の配慮に満ちているように感じられます。

ネーム(酸味豚ソーセージ)の揚げ物、、、
空芯菜炒め、、、
ヤムウンセン(唐辛子抜き!?)
トムヤムとゲーンキヨーワーンの2種類のスープ、、、
ヤムマクアヤーウ(長ナスサラダ)、、、


その他、何ともマイルドで口あたりのいい、
他、2、3種、、、

極めつけは、永田玄氏が、
「チェンマイ満腹食堂」でもオススメの、
トートマンプラー(さつま揚げ)

厳選された食材を使われており、
それぞれが非常に適正なお値段にも拘らず、
高級感に浸れる料理の数々です、、、

<沁みました!>

ワスは、断酒の身であるので、
コーラで口を潤しながら、
料理の妙を堪能させて頂きました。

食事中も途切れることなく、
話の輪が咲きます、、、

チェンマイのこと、映画のこと、
世界情勢のこと、出版業界のこと、、、

インパール作戦から、
ダイアモンドのデビアスグループまで、
いろいろな話題が百花繚乱、、、

独特の語り口で聴く者を惹きつけずにはいられない、
まさに魑魅魍魎とした、、、永田ワールド、、、

今やチェンマイの顔として骨身を惜しまずご尽力される、、、
我が映画と人生の大師範、、、DS氏の、、、
話題性豊富でタイムリーで痛快な世相ブッタ切り、、、


話を伺うだけで、その切れ者である人と柄が滲み出ている、
出版業界の内実や世界との関わりを語られるH氏、、、

これまで何度かお会いしていながら、
驚くほどに随分とチャーミングになられて、
これまた度肝を抜かれた紅一点のAさん、、、


どの話をとってみても非常に興味深く、
もうそれぞれに、魂が体ごと引き込まれるようで、
時が経つのを忘れて、聴き惚れました。

<さらに、沁みました!!>

壁に掛かった、何気ない柱時計、、、

まるで時が止まってしまったかのようです。

「ホンテウ」というお店との一期一会、、、

輪廻転生とは云えないけれど、
まるで、自分が一度死んで生まれ変わり、
あたかも輪廻流転したかのように、、、

何年という時の流れを微塵にも感じさせることなく、
どこか懐かしい想いで胸が締め付けられるような、、、
それでいて、母親の懐に抱かれているような、、、

何とも不可思議な時間と空間を共有しました、、、

デザートに、バニラアイスクリーム、、、

<これが、また絶品の美味さ、、、>

口の中がとろけるようでした、、、

また、食後のコーヒーに、
たまらない安堵感に浸ります。

<気づいたら、もう11時を過ぎていました、、、>

暑季の到来を予感させながら、
夜の空気のヌメリが、また肌にいとおしい、、、

<永田さん、、、
この日はすっかりご馳走になってしまいました。
本当にどうもありがとうございます!

永田さんのチェンマイ3部作最終章、、、
心から楽しみにしております。>



「ホンテウ」を背に南に歩きながら、
暫く、生きていることの意味を、重さを、楽しさを、、、
体に感じていました、、、

「一期一会、、、」


こうしたご縁を大切にしていきたいと存じます!
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