2007年01月03日

「犬が僕に教えてくれた大事な話」永田玄著



憧れの人と新年早々、
再会を果たしました、3ヶ月ぶりです。
その人の名は、

永田玄氏、、、

ご存知、名著「チェンマイ満腹食堂」で、
チェンマイ料理をして、食の原点を高次元で、
また大衆的なレベルで発信して下さいました。

チェンマイに住み、チェンマイに関わっていることに、
限りない誇りと喜びを与えて下さった方です。

前回は、昨年9月27日にGVゴルフクラブで、
若旦那と共にご一緒させて頂きました。
→こちら!

永田氏のゴルフは、まるで求道者のそれで、
厳しいまでにストイックで、それでいて、
ご一緒して、これ以上楽しい同伴者はおりません。

ゴルフの緊張感と人間味溢れるお言葉の数々を、
同時に愉快に接することができるからです。

ワスのゴルフは決していいものではありませんでしたが、
同伴競技者の永田氏、若旦那、Tさんに引っ張られて、
実に楽しく、スコアも格段に上がってきました。

次回の決戦?!に備えて、
ゴルフに精進していきたいです。

さて、、、





恐れ多くも永田氏ご本人から、
出来立てホヤホヤの、
直筆サイン入りの新刊のご本を頂戴致しました。

「犬が僕に
教えてくれた
大事な話」


アーティストハウス出版(1200円)

何と何と、ひたすら犬を、、、
スカモ、チェンマイ近郊に密着して、
犬の形態を様子を表情を一瞬の視点で切り取り、、、

チェンマイの犬との疎通を、
筆者がまさにその犬たちの言葉なき言葉を借りて、
我々に語りかけてくる癒しの寓話、、、

一読して、唸りました、、、

永田氏には、いつも、いい意味で、
スルリと肩透かしを食らわされるように、
その心地良いカタルシスを満たして下さるのですが、、、

この「犬僕」もまた、
完全にこちらの予想を大きく裏切られる一品でした。

例えてみれば、書物というよりも、
まさに、ワス自身に直接沁みてくる、
心の病をケアしてくれるような処方箋、、、

何かに悩み、何かに捉われ、
現在の殺伐とした社会の中で、
自分を見失いそうになっている人ほど、、、

この本は、
適切に心の癒しを与えてくれるに違いない。

学業、家事、育児、雑事、仕事、仕事、仕事、、、

人はいつも何かに追い立てられるように、
時に心の平安を見失いそうになりますが、

この本は、、、

<ちょっと待てよ、、、>と、、、

犬の視点、スカモ、我が心の故郷タイはチェンマイ近郊の、
数え切れないぐらいのそこに生息、人間と共存している、
そんな温かな犬の感性を通じて、我々に語りかけてくる。

ページをめくる手ももどかしく、
見開きの一人?一人??の犬たちの表情に、
言葉のない言葉を感じ、

さらにずっと犬になりたかったと、
告白される永田氏の的確な通訳?で、

チェンマイ犬たちの長閑な、
それでいて自然体の無音の響き、
異空間に誘(いざな)われます。

あるページにビタっとワスの目が釘付けにされた、、、

何ともどこまでも優しくすべてを透徹した悟りの瞳、、、

その傍らに、言葉なき言葉が綴られている、、、


☆競争って何? 何処へ★

何処に向かっているのですか?
何のために走っているのですか?
わからないのですか?
だらしのない話ですね。
なのに走っているのですか?
どうして?
答えられないのですか?
止まる勇気もないのですか?
止まるのが怖いのですか?
呼吸が乱れていますよ。
止めましょうよ、走るの。


気づいた時には、
涙が後から後から流れて止まらなくなっていた。

何故なんだろう?

ここ最近、ずっと答えが出せずに捉われていた、
プライベートな悩み!

ずっと誰にも云えず、一人きりで突っ張って、強がって、
そのくせ、心の中では、
もう今にも毀れんばかりの精神衰弱、、、

誰にもわかってもらえない、、、
誰にも相談できない、、、

そんな八方塞の四面楚歌の中で、、、

見も知らぬ、名も知らぬ、一人のワンちゃんに、

ズバリ、的を射抜かれたような心持ちだった、、、

<止まる勇気、、、>

<止めましょうよ、走るの、、、>


沁みました、、、

ワスの心の中で、ワンちゃんの言葉なき言葉が、
ずっとリフレインしている。

永田氏が耳元で囁きます、、、

<生きることは簡単ですか?
言葉を捨てる、愛を感じて呼吸する!>


この本は一貫して訴えかけてくる、、、

<読まずに感じろ!!>

と、、、

<犬たちの何とも魅惑的な表情とともに、
80もの小ストーリーが展開していく、、、>


人それぞれ、感じ方は違えども、、、
心の琴線に触れるその振幅の強弱は、

その人が置かれている現在の環境や状況に、
大きく関わってくるように思われる。

見渡す限り黄緑の草原の上で、
なんら躊躇いも屈託もなく、
気持ち良さそうにウ○チをするワンちゃんの表紙、、、

もうこうなるとワンちゃんは単なる動物でなく、
ワスのような心草臥れた人間を、
癒し導いてくれる同志のような気がしてならない。

愛のない嫌な事件がはびこる中で、、、

<愛を感じて生きていく、、、>

ということを痛切に感じさせてくれる一冊です。



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