2012年01月11日

「嗚呼、『かもめ食堂』!?」





年が明けて、いつの間にか、
すでに最初の月の3分の1強が過ぎた。



年末年始の無理がたたってか、
5日過ぎに、強烈な立ちくらみの後、
ガクンと息絶えるようなショックでダウン。


7日、発熱と咳に悩まされ、
年明けで初めて、ちゃんと横になるような按配。


8日、日曜日。。。完全休養日とする。
意識が朦朧とする中で、ジッとしていればいいのに、
ついつい、いつもの条件反射で、映画鑑賞。


何気に「ラーメンガール」という、
以前から気になっている映画をガブリツキ。

主役の他に脇を固める芸達者な日本人俳優、、、
西田敏行さん、石橋蓮司さん、山崎努さん、、、
ソステ、余貴美子さんの演技に見惚れながら、

アメリカ人美女アビーが、
ラーメン修業に励むストーリーを追いかけつつも、
無性に、美味いラーメンが食べたくなってしまう。



ソステ、それが呼び水になって、
もう一つ、連続して、
「かもめ食堂」という邦画に魅入ってしまった。


場所は、フィンランドの都市ヘルシンキ


とある小さな日本の食堂の名前が、
タイトルの「かもめ食堂」である。


何とも奇妙な不思議な映画だった。


主人公のサチエがどういう経緯で、
日本とはほとんど縁のない北欧フィンランドの地において、
日本食堂のお店を出すに至ったか、全く語られない。

<スカモ、流暢に、フィンランド語を操る???>


そこで、素性も生い立ちも年齢も全く違う、
3人のそれぞれ訳あり!?の妙齢の日本人のご婦人たちが、
異国で交錯する何とも人間味あふれるストーリー。。。


小林聡美さん演じるサチエさんに、
その風変わりなお店の最初!?のお客さんが、
日本人かぶれしたオタクっぽい青年。


彼がガッチャマン(嗚呼、懐かしい)の歌詞を教えてくれということで、
人のいい店主サチエは、ずっとその考えに耽っている。
(ワスだって、一番は、全部ソラで覚えてるよ!!!)


そんなサチエさんが、本屋さんっぽい所で、
ちょっと特異なキャラ片桐はいりさん演じる、
日本人観光客ミドリさんと遭遇。


いきなり初対面で「ガッチャマン」の歌詞を教えて、、、
って、迫るところもかなり強引だけど、
それを、スラスラ答えるミドリさんにも笑える。


そのいかにも生真面目でイカツイ風貌のミドリさん自身も、
世界地図を広げて、エイヤっと指さし、その挙句に、
何の理由もなく、フィンランドにやってきたというのがまたスゴイ。


もう一人のもたいまさこさん演じる同マサコさんは、
長年、両親の看護に身も心も疲弊して、
これまたひょんなことからフィンランドにやってくる。


飛行場で荷物が出てこないで、
あてもなく彷徨いながら、「かもめ食堂」にやってくるのも、
不思議なえにしの絡み合いだろう。

絶対に、ありえないと思えるストーリー展開ながら、
人生、何がどうなって、どう絡まっていくのか、サッパリわからないところで、
やはり、こんな奇想天外な結びつきは、逆にホノボノしてくる。


3人の個性がバラバラのようで、
逆にそれぞれが大事なパートナーみたいに、
妙にシックリと沁みてくるのだ。


嗚呼。。。


ムーミンを生んだお国柄よろしく、
まるで、どこかメルヘンチックに大人の童話みたい。


ここで、日本のソウルフードということで、
おにぎりが出てくる。


梅、シャケ、おかか、、、
日本の定番の3種のおにぎりが、
どこかユーモラスに彩りを添える。


おにぎりと云えば、
いつも心を揺さぶられる、
ワスの一番のお気に入りの献立。


細胞の粒々が繋がったような真っ白いごはんに、
仄かなお塩で味付けし、黒いパリパリの海苔を巻く。

あんなにシンプルなのに、
まるで神秘的な宇宙の理のように、
何て美味しいんでしょう。


ワスは、時に調子に乗ったり、嬉しくなると、
トコトン、おにぎりが食べたくなる。


こちらチェンマイでは、いとしのGDGDで、
ひとりで10数個も食べたりもする。
これがまた、最高に美味しい。

(GDGD開店当初は、今よりも、1個あたりの量がかなり大きくて、
何個食べても食べても、幸せな気分にさせてくれた。)


また同じくここチェンマイの地で、
「かもめ食堂」のイメージに近いのは、
ニマンヘミンのソイ3にある清潔で家庭的な「スマイリー」。。。


こちらの美人ママさんが遇してくれるシャケおにぎりは、
ほのぼのと昔懐かしいお袋さんの味で、もう格別に、一等美味しい。
(嗚呼、すぐにでも「スマイリー」に行きたくなってきた。。。)

<チェンマイもホント、いいところですよ>


閑話休題


「かもめ食堂」を鑑賞しながら、
ワス自身が、タイという異国の地に住んでいることをリマインドされ、
強烈な郷愁感に包まれてきた。


いつしか体の不調さえ忘れさせてくれる。


何気に映画を観ながら、
しぼんだ魂に楔を打たれ、
生きていく活力を与えてくれたようだ。


<よし、もう一度、頑張ろう!!!>


フラフラの体の中で、急激に、
おにぎり片手に、
熱々のラーメンをすすりたくなってきた。


嗚呼。。。

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