2006年09月11日

カオソーイ3軒4食乱れ食い→「ラムドゥアン」に沁みた!


ワスは、通常、昼食はとらない。
朝と晩の2食だけである。

この休日の昼、急に雨が降った。
雨音を聴きながら、
何故か、無性にカオソーイが恋しくなった。

何かに突き動かされるように、
カオソーイを求めて、
雨中、ナイトバザールへバイクを飛ばした、、、

チェンマイエリアでは、
屋台でも、市場でも、大きなデパートのクーポン食堂でも、
割と気軽にどこでもカオソーイを食することができる。

カオソーイは平たく云えば、
カレー風味の麺、、、

スカス、その味は千差万別で、
人それぞれにお気に入りの場所がある。

ワローロット市場カオソーイも捨てがたい。
チェンマイ門近くの屋台、チャンプアック市場、、、
さらには、エアポートプラザ地下のカオソーイもいい。

スカス、この日はふと、思い出して、
久々にイスラム風のカオソーイが食べたくなったのだ。




イスラム風と云えば、
ナイトバザール脇の小さな路地に、
2軒がひっそりと佇んでいる。

一軒目は「カオソーイイスラーム」で、
こじんまりとしているが、
味は及第点でなかなかいける。

kaosoi 016.jpg
カオソーイイスラーム

この日は魚入りカオソーイを注文、、、25バーツ

kaosoi 019.jpg
魚入りカオソーイ

あっさり系で、
白身魚がコリコリとして後を引く美味さだ。

続けて、軒を並べている、もう一軒の、
「カオソーイフアングファー」

kaosoi 022.jpg
カオソーイフアングファー

<フアングファー>とは、
花の名前でブーゲンビリアの一種、、、

こちらもイスラム系なので、戒律に従い、
豚類は一切ご法度で全く扱っていない。

鶏カオソーイを注文、同じく25バーツ、、、
美味しいんだけど、淡白で、何かが物足りない、、、

実は、この日もう一軒確かめたい所があった。
それを確かめたいがために、
雨中をものともせず、バイクで出てきたのだ。

そこまでして食してみたいカオソーイとは、、、




以前から、このブログでも何度かご紹介しております、、

「チェンマイ満腹食堂」永田玄著、、、でオススメの、

「カオソーイラムドゥアン」

である。

kaosoi 024.jpg
カオソーイラムドゥアン

<ラムドゥアン>も花の一種のようだ。

ピン川添いに北上し、
スーパーハイウェイに向かう途上にある。

永田氏絶賛であるが、
正直のところ、確かめるのが少々躊躇われた。

カオソーイは確かに美味い、、、
スカス、味にそれほど、極端な差があるように思われない。

皆、ソコソコに美味いし、心惹かれる。

一方、この店に対する、
永田氏の文中のウソなしコメントは強烈だ!

<市内にもカオソーイを食べさせる店は、
いろいろとあるけれどまるで比べものにならない。
カオソーイならこの店しかない。

なによりコッテリなのにしつこくないその味は、
牛と豚の合わせスープ。

原稿を書いているだけでも、
思い出して唾液が出てきてしまう。>




<そこまで自信タップリに云うか、、、?!>

と逆に半信半疑になる。

スカス、これまで、永田氏の本に従って、
何軒かチェンマイ料理を求めて探訪したが、
ただの一度も裏切られはしなかった。

むしろ予想を超越して、はるかに美味かった。

そんな店を知らなかった自分自身を恥じ入るのみだ。

それだけに、このカオソーイというフィールドの中で、
どれだけ、個性があり、他の店と違うのか、
この舌で直接味わい、比べてみたかったのだ。

この店での味の基準は圧倒的に不利である。
もうこの時点で、カオソーイが2杯、
すでに胃袋に収まっているからだ。

まず、その店先に立って、
一人の眼光鋭い老人と目があった。

何と永田氏の本でも写真入りでご紹介されている、
カオソーイ一筋60年、、、
この店のご主人で今年82歳、、、

プラチュアップ=マハーディロックさんその人である。

kaosoi 025.jpg
頑固親爺ながらのこだわりの職人の味!

ここまで、魚、鶏ときたので、
イスラムでは絶対食べられないはずの
豚カオソーイを注文、、、

待つほどもなく、
どんぶりにスープ一杯の豚入りカオソーイが現れた。

続いて小皿に3つ、、、

1. 揚げ麺風のコリコリした固麺付け合せ
2. 赤玉ねぎ生とライムの付け合せ
3. 高菜漬け風の酸味ある漬物付け合せ、、、


スープの色は、黄色のような茶色のような、黄土色のような、、、
様々な彩りがスープのコクを如実に表している。

ワスは、まず静かに揚げ麺をどんぶりに添えた。
躊躇しながらも高菜漬けも全部どんぶりに盛った。
この際だから、生赤玉ねぎもすっかりぶち込んだ。

留めは、3つあるライムの小片を、
一つずつしっかりと最後の一滴まで搾り込む。

自然と涎が湧いてくる。

揚げた豚の風味がプ〜ンと鼻をくすぐる。

kaosoi 031.jpg
豚カオソーイ

まずはスープを一口、、、
オソルオソル口に入れてみた。

<ウ・マ・イ!!>

はっきりいって、
先の2軒とは全然比べものにならない美味さだ。

まずは、コクが全く違う、、、

イスラム系のカオソーイのお店では、
必然的に豚が使えない。

あっさりとしてうまいのであるが、
何か物足りないと感じていたのはそのためかもしれない。

この永田氏推奨のこのお店は、
一切の妥協がなく、ストレートだ。

麺と絡んで、豚と牛(とワスにはチキン)の味までした。

いろいろな味が渾然一体となって、
お互いを引き立てあっている。

カレー風味でありながら、酸味があり、
ココナツミルクのまろやかさと相まって、

辛い、甘い、酸っぱい、コクが、、
まさしく、4位一体となっているようだ。

速攻で、1杯目を平らげた、、、都合3杯目だ。

躊躇した、、、
これでやめておけば満足感の余韻を味わえるだろう。

スカス、ワスは、自虐的に、
もう一杯この味を噛み締めたかった。

<迷ったらGOだ!>

オヤジさんにもう一杯、同じものを注文した、

オヤジさんは、全く無表情に、
さらに同じ豚カオソーイを運んでくれた。

前回と同じ作法に従って、全部を過不足なくぶち込んだ。

不思議だった、、、こんなに腹がいっぱいなのに、、、
体は求めていないのに、
本能が、脳がこの味を求めている。

まだ、食える、、、
スカモ、味も変わらず、まだまだいける、、、

ウマイ、美味い、うま〜〜〜〜い!

豚カオソーイ2杯で50バーツ、、、
コーラが1本15バーツ、、、

計65バーツ、、、

この満ち足りた至福感はどうしたことだろう。

永田氏の言葉に偽りはなかった。

カオソーイは確かに美味い、、、

スカス、スカス、、、
こんなに一つの麺料理に感動を覚え、
沁みたカオソーイを他に知らない。

永田氏でもないが、、、

このブログの記事更新をしながら、
あのカオソーイを思い出すだけで、
唾液が自然と出てきてしまう。

チェンマイの持つ食の底力に感嘆し、

ソステ、何より、

そのチェンマイの食の道先案内をして下さった、、、

永田玄氏の「チェンマイ満腹食堂」に、

感謝!感謝!!感謝!!!

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。