2006年08月10日

不眠症と初めての睡眠導入剤の試み?!(後半)




いたずらに寂しい気持ちになっていた、、、

Bさんに会いたいがために、
バンコクからも急いで帰り、
彼の出迎えに万全を期していたつもりだった、、、

ワスは、元来た道を逆に、
車を走らせていた、、、

哀しいというより、
何かとても空しい気持ちになっていた。

頭が飛んでいた、、、
不眠症ばかりのせいじゃない、、、
精神が実に不安定になっているようだ、、、

何も冷静な気持ちで考えられない、、、

やはり、あの状況では声をかけられなかった。

Bさんは、自分のことが邪魔で、
携帯の発信を切っていたに相違ないからだった。

何か、自分が間抜けに思えて仕方なかった。

<自分の誠意が通じなかったのだろう、、、
それならそれで、仕方がない、、、

後は、ご縁がなかったものと、、、
会わずに静かに邪魔者は消えるのみ、、、>


ソステ、
お堀の反対側の南のチェンマイ門にさしかかった時だった。

ワスの携帯に発信の合図である、
音なしのバイブレーションが走った。



Bさんだった、、、

今、すでに、
Aさんとホテルのロビーで会っていると云う。

<それは、勿論知っている、、、>

ワスは、頭に虫が涌いているように、
冷静な判断ができなかった。

悪い方に悪い方に、、、
ネガティブ思考に囚われる。

Bさんは、

「時間は遅いですが、一度、会えませんか、、、」

と宣う。

一瞬、躊躇した、、、

このまま、哀しい気持ちのまま、
自宅に帰ることもできた、、、

でも、こうやって別れるには、
これまでずっとメールのやり取りをしていた努力も、
総て無駄になるし、口惜し過ぎる。

ワスは、、、と云うと、、、

「正直に言います、、、」

と断りを入れて、
言わずもがなのことを口に出した。

すでに、一度、ホテルに到着し、
ロビーでの二人の姿を認識していることを、、、

そこで、どういうやり取りがあったのか、
記憶が飛ぶ、、、

恥ずかしいアホ面を下げて、、、
再度、ホテルに向かった。

Aさんはとても美しい知的な女性だった、、、

Bさんは、実に魅力的なハクション大魔王様でした。

ワスは、意識が抜け落ちるのに必死に耐えながら、
お二人の言葉に耳を傾け、
そして、口をついてことばを繋げた、、、

<やばい、、、目が鉛のように重い、、、>

余程、お二人が素敵だったのだろう、、、
会話が弾み、、、真夜中の12時を回った、、、

結局、Bさんの携帯は、期限切れで、
ずっと不通状態になっていたようなのだった。

Aさんが個人的に気を利かして、ホテルに直接出向き、
Bさんとロビーで遭遇したのだそうだ、、、

タイミングよく?!その現場を自分が見つけ、
独り勝手に、誤解をし、
まさに独り勝手に、二人に会わずに去るところでした。

その結果、Bさんは、Aさんの携帯を借りて、
ワスにコンタクトを取ってきたという経緯、、、

お二人とも話題が豊富で、
とても素敵な淑女と紳士、、、

それにひきかえ、ワスは不眠症の泥酔者、、、

深夜0時を回って、
Aさんは、帰途につかれた。

翻って、ワスとBさんは、
彼の部屋で、延々と話を続けた、、、

話せば話すほど、
Bさんの人間的魅力に引かれていく。

同時に、、、
ワス自身が非常につまらない人間に思えてくる。

Bさんが冷蔵庫の中の、ビールを取り出した。

ビアハイネッケン、ビアチャーン、タイガービアが
それぞれ2本ずつ計6本、、、

二人で仲良く半分っこで3本ずつ、、、

冷えたビールが、脳天を突き刺す、、、

一瞬にして、死んだ頭が覚醒する。

スカス、睡魔の嵐のような、凪のような、、、
二つの波動が頭の中で交錯しては束の間、我に返る。

Bさんは、何と、
恐れ多くも腕の立つ?!立派なお医者様、、、

その筋骨隆々の体から迸るごつくて熱い風貌から、
100人が100人、、、
誰が見ても信じられないであろう、、、


その辺から、どうも頭に霞がかかっている。

Bさんが、専門家の領域で、
ワスの不眠症を診断して頂き、
軽めの睡眠導入剤を処方して下さった。

これまで、ただの一度も、
睡眠薬の類は飲んだことはない。

あると云えば、先にご紹介したように、
睡眠薬泥棒に遭遇し、現金を奪われた時だけだった。

夜中の3時過ぎ、、、
ワスは、Bさんの部屋を辞した、、、

途中、またまた愚かにも、
バーに寄って独りビールを飲んだ、、、

ビールを飲めば飲むほど、
頭が冴えてくる、、、

閉店まで2時間ばかり長居をしていたのだろう、、、

自宅に戻ったのは、明け方の5時を回っていた、、、
この日も徹夜だった、、、
不眠が数えで5日目にかかろうとしていた時だ、、、

記憶にないが、、、

その冒頭にある睡眠導入剤を一錠飲んだようだ、、、

意識が落ちた、、、

コテッチャンになった。

次に意識が戻ったのは、7時だった、、、

朝なのか、夜なのか、、、さっぱりわからない、、、

結局朝の7時だった、、、

2時間ばかり爆睡していたようである。
夢も見なかった、、、

体がだるくて妙な感じだった、、、

薬を飲んだ記憶は定かではない、、、

Kusuri.jpg
残りは4錠

ただ、、、
確かに、机の上に置いてあった錠剤は、
間違いなく一錠減っていた、、、


この記事へのコメント
いずれにしてもAさん、Bさんともお会い出来て、ハッピー・エンドだったのではないですか。特にBさんとお会いできたのがタイフリークさんに取っては、有益だったと思います。たとえまた睡眠不足になったとしても!?(笑)
Posted by アッサニー at 2006年08月10日 10:56
>会長、、、

早い話が、Aさん、Bさんと知り合えて、
本当に良かったんです。

特に、Bさんには、
心の病もしっかり治療して頂けました。

実に、有益ではあったんですよ!!
Posted by タイフリーク at 2006年08月11日 15:24
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