バンコク行きの飛行機に間に合おうと、
大急ぎでチェンマイ空港に向かったところ、、、
Air Asia は、
台風の影響で、4時間のディレイ、、、
笑っちゃいました、、、

<こんな紙切れ一枚で、遅延報告>
こういうときは、慌てても仕方ありません。
なす術もなく、
Air会社からお詫びにと頂いた、
食事クーポン券で、ピザを食しました。

<シーフードピザとペプシ>
<美味か〜、、、>
朝8時過ぎの出発予定が、12時になりましたが、
何とかその後は、トラブルもなく、
無事、バンコクはドンムアン空港に到着。
心なしか、バンコクは、
モヤ〜っと薄気味悪く、
肌に生あたたかったです。
この時点で、宿泊先を、、、
フアランポーン駅前にするか、
バックパッッカーの聖地カオサンにするか、
完全に、決めかねておりました。
駅前のホテルは、
一泊250Bで完全個室トイレシャワー付き、
地下鉄入り口まで、徒歩30秒のロケーション、、、
一方、カオサンの宿泊先は、さらに値段は安くなり、
インターネット事情に、大変便利に適している。
駅近辺は、インターネットが非常に不便であり、
カオサンは、交通事情にかなり難がある。
いずれにしてもド貧乏の自分としましては、
どちらのメリット、デメリットも、甲乙つけがたい、、、
通常なら空港からは、29番の普通バスで、
終点のフアランポーン駅まで行く。
以前は、3.5バーツでしたが、
さて、ちょっと値上がりしたらしいですが、、、
今は、いかほど?!
結局、少々贅沢をして、
エアポートバスを利用することにしました。
☆ A1→ シーロム方面行き
☆ A2→ カオサン方面行き
☆ A3→ スクンビット方面行き
☆ A4→ フアランポーン駅方面行き
4つの路線があり、一律100B、、、
悩んだ末に、待つほどもなくやってきた、、、
A2のカオサン行きのエアポートバスに乗っていました。
高速を吹っ飛ばし、快調にバスは走ります。

<高速道路の窓からは、大きなビルディングが、、、>
ただ、高速を降りた辺りから、
渋滞に巻き込まれていきます。
ようやく、、、
戦勝記念塔を過ぎ、
民主記念塔が前方に見えますと、
我が心の故郷、哀愁のカオサンに至ります。
このカオサンでは、
言葉に尽くせぬいろいろな想い出があり、
今の家人と知り合ったのも、実はこのカオサンでした。
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当時、家人はカオサンの某ゲストハウスで、
宿泊先兼旅行案内業兼食堂を切り盛りしておりました。
そこへ、ワスは、例に洩れず、当時、流行った、
「私は、タマサート大学の学生です、、、」
という謳い文句で近づいてくる怪しいチョビ髭の男2人組に、
ビールをご馳走になり、
睡眠薬強盗で有り金全部やられました。
それまで、
<そんなのに引っかかるバカがどこにいるんだ、、>
と、常々うそぶいておりましたが、
しっかりとここにそのバカ面男がいました。
ワスです。
<困りましたね〜、、、>
ここでも、笑っちゃいます!
あてもなく、金もなく、プラプラと彷徨っていたところ、
偶然、声をかけてくれて助けてもらったのが、
他ならぬ、今の家人でした。
まさに地獄に仏、、、
冗談ではなく、彼女が天使かマリアに見えました。
警察の届出から、
面倒くさい書類上の手続き総てを手助けしてもらい、、、
その後、彼女の部屋に転がり込んで、
曲がりなりにも、現在に至っているのですから
人生なんて全くわかりません、、、
「人間万事塞翁が馬」
そういう巡り合いをセッティングしてくれたかと思えば、
その睡眠薬泥棒の怪しい二人組にも、
しっかりと感謝しなくちゃいけないのかもしれません。
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15年以上も前の郷愁に浸りながら、、、
懐かしい今も同じ名前で存在する、
そのゲストハウスの前では、
大勢の日本人若者観光客の姿で溢れ返っています。
デジャブのような不思議な感覚に包まれます、、、
我に返り、
折角のバンコクですから、これまたちょっと贅沢をして、
個室で一泊180Bの部屋を借りることにしました。
自分の知っている以前のカオサンは、
メチャメチャ小汚くて、すこぶる妖しくて、
どこか無国籍地帯の風情がありましたが、、、
今では、割とファッショナブルに改装され、
お洒落なお店が至る所にあり、賑わいの極みです。
西洋人やアラブ人、そして他ならぬ日本人の姿が、
多数見受けられました、、、
ここで、昔からの大事な親友Bさんと、
久々にシーロムで会って食事をすることに、、、
<雨雲がやばそう、、、>
<交通渋滞で、車が全く動いていない、、、>
このままじゃ、何時間たっても、
シーロムまで辿り着けそうにありません。
仕方ないので、バイクタクシーと交渉して、
フアランポーン駅まで、50Bでいってもらいます。
(少々高いですが、背に腹は代えられません)
車の間を縫って、わずか12,3分ぐらいで駅に到着。
これは、大正解でした。
地下鉄に乗り換え、16Bで二駅目がシーロム、、、

<地下鉄のチケット代わりのコイン>
この地下鉄が快適ったりゃあ、ありゃしない、、、
ものの10分ぐらいで目的地に着いちゃいました。
無事Bさんと定刻通りに会うことができて、
楽しく食事をし、雨に降られ、、、
バンコク初日の夜は、
妖しくも更けていきました、、、
文章読んでいるとタイフリークさんの行動がそのままリアルに頭の中に浮かんできます。私はどちらかと言ったら、あのマレーシアホテル界隈が思い出に残っています。最近は、カオサンもかなりかなり変わっていますよね。昔が懐かしいです!!