2011年08月09日

「嗚呼、お義母さんと同居・・・」




風呂に入ると一匹の蚊がヨタヨタと飛んでいる。
おもむろにパチンと両手で挟むと、
中からドス黒い血がベットリと噴き出した。


家の出入り口近くで、お義母さんが、横になっている。
いつ観ても、四六時中、横になっている。


お義母さんは、少し、いやかなり耳が遠い。
それにある種、痴呆気味だ。


今年85歳になった。
タイの60代の平均寿命からすれば、かなり高齢になる。


家人には、兄弟が、7人いる。


お義母さんは、親類中をわたり歩きながら、
最後は、ワスたちの家に留まることが、
先月、暗黙の了解のうちに決定した。


お義母さんは、とにかく横になっている。
喋る時は、耳が遠い分、かなり怒鳴り声になる。


お義母さんが起きている時は、、、
概ね、次の3つ・・・


ご飯を食べている時・・・
仏にお祈りしている時・・・
トイレに駆け込む時・・・


時々、トイレに間に合わずに、
オソソすることもある。


お義母さんがトイレに入る時は、
これまた長い。


ワスが、朝の4時ぐらいにお風呂に入ろうとすると、
決まって、その頃の時間に、
お義母さんは、風呂兼トイレの部屋に籠っている。


お義母さんがトイレを出た後、何故か、
蚊がドンヨリと動作が遅くなったような気がする。


パチンとハジクと、決まって、
真紅の液体を目にすることになる。


<備え付けの蚊取り線香も全然効かない・・・>



嗚呼。。。お義母さん。。。


お義母さんは、ワスのことを
名前ではなく、親愛を込めて、
<ルー(ク)>と呼ぶ。


ルー(ク)は、タイ語で、
「(他人ではない身内の)子供」の意であるから、

さしずめ、、、「息子よ・・・」
と呼びかけていることになる。


嗚呼。。。お義母さん。。。


こんな不肖の息子ではありますが、
こんなガサツな家ではありますが、

いつまでも、健やかで、和やかで、穏やかに、
我々と一緒にお暮らし下さいね。



嗚呼。。。お義母さん。。。



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