2006年07月16日

パヤップ大学同窓生、親友が訪ねてくる!



夕刻、外回りの途中、携帯がブルブルと震える、、、

「オトーサン、、、」

懐かしい声だった。

オーストラリアに短期留学していた親友のだった。

、エーイ、面倒くさい、ミックは、

180cmをゆうに超えるイケメンなのに、
性格は、極めて真面目で温厚な、今時、珍しい好青年。

ワスは、縁があって、
チェンマイのパヤップ大学で学んでいた折、
同級生の中で一番の親友だった。

4年前、お互いその大学を無事4年間で卒業して、
彼は家業の建築関係の仕事を継ぎ、
昨年は念願のオーストラリア留学へと旅立っていた。

1年ぶりの再会だった。

夜7時、約束の時間ピッタリに、彼は拙宅にやってきた。

まずは、秘蔵のブルガリアビールで乾杯。

続いて、ビアシン(缶)、ビアチャーン(缶)ときて、
ビアシン(大瓶)でビアチャーン(大瓶)と、
順繰りにローテーションしていく。

<お主、オーストラリアへ行って、鍛えられてきたな?!>

ミック
男の渋みが増した親友ミック

以前は、酒の席では泣きが入り、
すぐに待ったが入ったが、、、、

どうして、どうして、
たった1年の間にけっこう飲める口に変身していた。

持参のノートブックで、何百枚という、
オーストラリアでの想い出の写真を見せてもらった。

それに紛れて、二人の学生時代の写真も紛れていた、、、

<我が青春のパヤップ大学か〜、、、>



チェンマイには、
チェンマイ大学という有名な国立大学が存在するが、

パヤップ大学も私立大学としては、最古参の部類に入る、
ミッション系の総合4年制大学である。

振り返れば、今から8年前、いい年したオッチャンが、
一周りも二周りも年の違う、若者たちに混じって、
「パヤップ大学人文学部、英語学科」を受験した。

運良く、入学できて、

<さあ、失った青春を取り戻すぞー>

と夢想したのも束の間、
宿題、レポート、課題、etc., に46時中追い立てられる。

英語学科は、1クラス約35人前後で、全部で6クラス。
全体でも200人強のなかなか大きな学科だった。

ワスは、最初、クラス1に属し、ミックはクラス3だった。
でも必修科目でほとんど一緒になるので、
入学当初から一発で気が合い、友達になった。

ワスのクラスは、男がワス以外に、
トルコ人1人とタイ人2人の計たったの4人。
(スカモ、タイ人男2人は、前期途中で早々と消える。)

後は、皆、超ピチピチのイケイケギャルばかりなので、
中年のオッチャンとしましては、日々、煩悩との戦いでした。

それが、前期が終了した時点で、
ほとんどの学生が振り落とされ、ドロップアウトし、
実に半分以上の人数が早々と消滅していた。

そして、6つあったクラスが、後期は2つにまとめられ、
その時から、ミックと同じクラスになり、
年齢を超えて、一生付き合う、マブダチになった。

ミックは、これだけ性格がよくて、長身で、ハンサムなのに、
間違いなく、21歳まで童貞だった。

この辺は、人生の先輩として、
女性とは何たるかという講義に始まり、
彼の恋の悩みや相談役として、共に酒を酌み交わし指導した。

好きな女の子にウブで消極的な彼を叱咤し、
チョッカイ出すようけしかけたのは、
他ならぬ、このワスである。

そして、晴れてミックも男になった!!

大学入学したての頃は、
ワスは24歳として通していたが(かなり老けた24歳だ?!)、
ミックにだけは、実年齢がばれてしまった。

それ以来、どこで仕入れてきたかわからないが、
日本語の<オトーサン>という言葉を覚えて、
ワスのことをそう呼ぶようになってしまった。

<有難いような、有難くないような、、、>

実に複雑な心持ちではあった。

ミックには、タイ語関係のレポートは随分とお世話になり、
その代わりといってはなんだが、
英語でのレポートはけっこうお世話してあげたつもりである。

ある意味、パヤップ大学での学生生活は、
タイ映画、「プーアンサニット」<親友>そのものだった。

そして長いような、短いような4年間の大学生活も卒業を迎える。

200人いた同級生が、
一緒に卒業式を迎えられたのは、
わずかに30人にも満たなかった。

その中に、ミックがいた。

卒業式では、お互い、感無量だった。

ワスは、日本にいる頃は、正直のところ、
経済的な問題、その他で、大学中退を余儀なくされたが、

ここ異国の地、チェンマイで、多くの人の支援によって、
心より大学生活を満喫させてもらいました。

一緒に卒業した同窓生は、今でもずっと付き合いがある。

ミックは、今度は、是非、憧れの日本に行ってみたいと云う。

冷蔵庫の中のビールがほとんど空になっていく。

家人もワス以上にミックのファンなので、
手料理にも力が入る。

家人の手料理
家人の手料理の酒の肴、名前はよくわからない?!

ミックのオーストラリア土産という、
カンガルーとコアラのちっちゃなぬいぐるみが可愛い。

コアラ&カンガルー
オーストラリア名物、カンガルー&コアラの人形!



ミックが他の共通の友人たちの動向を伝えてくれる。

といってもほとんど女子ばかりなのであるが、、、
今度、一緒に会おうと云う。

電話
共通の友人にTEL、アポ取り、ああ、ハズカシ?!



<24歳が8年経って、まだ32歳か???、、、
40を大きく超えた今となっては、
設定自体に非常に、無理がある、、、なあ〜>


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近日の再会を約束して、、、
立派に、いい意味での男くささも増した彼は、
足取りも軽やかに辞し、車を運転して帰っていく。

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ほろ酔い加減に、
しばらく忘れかけていた懐かしい甘酸っぱい一陣の風が、
心の中を、サーと吹き流れていった、、、。

この記事へのコメント
彼にとってタイフリークさんは、悪友、じゃ〜なかった??、友人、良き相談相手、そして何よりも人生の先輩なのかもしれません。

オーストラリアですか。私はまだ豪州には行った事がありません。
Posted by アッサニー at 2006年07月16日 14:27
いいですねぇー☆こうゆう友情って!!一緒に大変な思いをした中なんですね^^
タイフリークさんの青春をチラッと垣間見た気がしました!
Posted by みずき at 2006年07月16日 15:17
ビアチャン飲みたいですよ〜。
シンハーは売ってるんだけどチャンは見当たらないですね。
Posted by ニー at 2006年07月16日 17:41
>アッサニー団長

彼は、息子まではいかないですが、
そのぐらいの年の差はあるんですよね。
でも、やっぱり、大事な友達です、
お恥ずかしながら、、、。


>みずきさ〜ん

笑っちゃいますけど、、、
よく集まって、徹夜でレポート書いたり、
グループ課題をこなしたり、、、

みずきさんは、よくご存じかと思いますが、
タイの大学って、やたら、グループで組ませて、
それで、レポート提出させられて、、、、

やらない人は、ただ、名前だけ、、、

いいタイの社会勉強になりました、、、!

>ニー様

どうも書き込みありがとうございます。
タイでは、今、ビアチャーンが一番シェアを伸ばして、
安い上に、なかなか味もいいですよね、、
酔っ払いやすいですし、、、

間違いなく、近いうちに、日本でも、
ビアチャーンがビアシンより、少し値段も安く、
市場に出回ることと念じます。
Posted by タイフリーク at 2006年07月16日 23:36
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