2006年07月13日

「ワットナムチャム」の癒しの瞑想行に参加して(後半)?!



今年、7月11日は、暦の上で、
<ワンカウパンサー>「入安居」となり、、、

すなわち、タイでは僧はこの日より3ヶ月、寺にこもります。

P先生の優しいお招きを真に受けて、午後8時、約束通り、
ワス、家人、娘キャンディー、息子アトムの4人で、
「ワットナムチャム」へ駆けつけました。

家人の勧めで、彼女共々、ワスも全身白装束で固め、
子供たちも白い服装で合わせていたのが、
後になって振り返ってみれば大正解だったです。

「ワットナムチャム」の離れは、人で溢れ返り、
ほとんどの人が厳粛に見事なまでに、
白一色に統一されていましたから、、、。



前々日、顔見知りなったP先生のお弟子筋に案内されて、
瞑想行室の後方に場所を頂き、
50cm角ぐらいの白いマットの上に座り、時を待つ。

タイ語で<ナンスー・スワットモン>と呼ばれる、
霊験あらたかな言葉や呪文が記された教本を借り受けます。

読経本
呪文の読み方がタイ語で表記

聞けば、この日は、通常の瞑想行だけではなく、
仏事に関した特別の法要を営むと云う。

室内が俄かに慌しくなった。

左方の厳かな仏像の前に橙色の長蝋燭に火が燈る。

特別の説法行
何とも、厳粛な光景である

しばらくして、P先生が音もなく現れた。

前々日にお会いした時のかろやかな隙は微塵もない。

全く、別人を観る様だった。

おもむろに、前方右のご本尊の前に鎮座された。

後光が差していた。

思わず襟を正すように、身が自然と引き締まってくる。

それから、長い長い詔(みことのり)が始まった。

アーチャーンP
P先生のお言葉

ワスも教本の文字を必死になって目で追い、
P先生やお付きの方が経文を発するのに合わせて、
呪文を唱えた。

30分ぐらい、、、
室内全体から沸き起こる言葉の波にもまれていただろうか、、、

ワスは、自然と両足を腿に乗せる胡坐座りになり、
目を閉じて、瞑想状態にトランスし始めてきた。

皆で発する呪文が引き金になって、
ザワザワと頭の中を揺り動かされていく、、、
体が自然に左右に揺れてくる。

脳内に過去の一切が全速力で逆流するように、
フラッシュバックして心を刺激してくる。

完全に深い瞑想状態におちていた。

気づいたら、瞬く間に2時間が過ぎていた、、、

何か生まれ変わった自分がいるような気がします。

目の前には、穏やかなP先生の姿がありました。

打って変わって、優しい表情、口調になり、
体の具合が悪いものは、挙手し、症状を述べ、
近くに来るように手招きされます。

白装束の人たちが一斉にP先生の元に駆け寄る。

順番に一人一人に声を掛けられ、
治療のために、患部に触れられたりされる。

ある具合の悪い患者さんたちには、、、、

茶色に濾してボトルに詰めた特別な水液に、
フーと息を吹きかけ、
無料で、直にお手渡しになられる。

これだけ大勢の人がいるのに、
乱れなく、穏やかに、淡々と事が進んでいく。

何とも不思議な光景だった。

目が洗われる様な静かな感動に浸っていた。

庭先では、特大のお鍋一杯に炊き出された、
カオトム(オカユ)が振る舞われる。

舌が焼けるほどの熱さに、脳天をガツンと直撃された。
これが、尋常な美味さではない。

たっぷりの豚骨付きのスープでしっかり煮込まれ、
干し海老、干しイカ、そして滋養のある数々の野菜、、、

普通これだけいろいろな具が混ざり合っていると、
とても野暮ったい味になるのだが、全くそんなことはない。

いろいろな旨味成分が、渾然と輝き引き立っている。

最初は2杯遠慮しながら頂いたが、
続けて3杯、今度は大きなお椀でおかわりした。

カオトム5杯
都合5杯、頂きました!超沁みました!

これまで家人の作るカオトムが一番だと思っていたが、
何か、特別な魔法にでも掛けられているような旨さだった。

いくらでも食べられるような、
舌先から胃まで、体中の神経に訴えかけてきます。

とびきりうまいおかゆ
最後は、すっかり空になったお鍋

カオトムの旨さが五臓六腑に沁み渡り、
ボーっと天を仰いでいた刹那、
先述の世話人に呼ばれて、P先生の目の前に対峙。

家族4人、霊験あらたかなP先生のお言葉と共に、
頭の上に、特別な御棒で何やらサラサラと書いて下さいました。
何かおまじないのようです。

そして、聖水のような特別にあつらえた清水を頂戴し、
さらには、<ヤン>と呼ばれる「護符」も、
我々家族一人一人に首から直接掛けて頂きました。

護符
災いから守られる効能があるそうです

ここタイでは、不思議な力、才能を持った人が、
いろいろな治癒を施し、奇跡をもって謳われます。

スカス、
その多くが金銭目当ての偽者であることがしばしばです。

P先生は、これまで、その時々に応じて、
病気で苦しまれたり、何かに憑かれたりした者に、
長い間、処方あるいは治癒を施されてきたそうです。

でも、P先生には、一切の金銭的授与が存在しません。
ここまで、一切の金銭的やり取りは何にもないのです。

僅かに、線香代や蝋燭代などの経費に充てられるだろう、
気持ちばかりのお布施を、境内の隅にある小さな箱に、、、

こちらとご縁のあった人が、自由な意志で、
それぞれの気持ちで、それぞれの額を寄付するのみです。

何ともおおらかな、清々しい気持ちに包まれました。

ワスは、ようやく眠りから覚醒したように、
僅かばかりですが、4人分の感謝の気持ちを、
お布施箱に入れさせて頂きました。

時間は、日付が変わって、
夜の0時をとうに回っています。

一つだけ肝に銘じて確信しましたことは、、、、

<この「ワットナムチャム」を心もとない人には、
断じて、その詳細や場所を明らかにする必要はない!>


このワットを多くの人に喧伝して、
どんな人がP先生を訪れるやらもしれません。

ワットが有名になったり、数多くの人が訪れる、、、
そういうことは、決してP先生の本意ではないでしょう。

P先生はハナから、
一般的な俗世間的思考から超越された偉大な方です。

ご縁がある方は、自然に導かれるように、
先生の下にお目見えする機会があることでしょう。

満ち足りた気持ちで、、、
生きている喜びに浸り、、、

時に人生に迷いそうに、挫けそうになれば、
このワットを心の拠り所に、
P先生の気を承りに伺おうと深く念じました。

P先生とのご縁を授かりました、、、
Sさんに心より深く感謝申し上げます!


この記事へのコメント
カオ・トム(お粥)は日本でもそうですが、病人向け?というか、やはり身体に優しい、健康食なのでしょうね!!
Posted by アッサニー at 2006年07月13日 12:49
>アッサニー団長殿

ちょっと、うまく書ききれなかったのですが、
日本のお粥のような病人食ではなく、
ボリュームたっぷり味たっぷりの、
「雑炊」のようなカオトムです。
しつこいですが、本当にこれは美味でした!
Posted by タイフリーク at 2006年07月13日 16:19
そのカオ・トム食べてみたいです!!
カオ・トムは飲んだ後の夜食?として
食べるのも美味しいのですよね!!
Posted by アッサニー at 2006年07月14日 09:30
はじめまして、”一日一分・・”のコミュに、参加させていただこうと思い、タイフリークさんの所を訪れました。
何とも、不思議な・・・ちょっと感動を覚えました。奥深い物がありますね。タイフリークさんが、そこに導かれたのも、自然の流れなんでしょうね。
カオ・トム美味しそう^^
Posted by トン☆ロー at 2006年07月14日 13:03
<しつこいですが、本当にこれは美味でした!>

自分で書いておきながら、
ちょっと誤解を招く表現ですね、失礼しました!

味は全くしつこくないですよ、、、
あっさり、あっさり、、、、

しつこく、しつこく、美味しいと同じことばかり繰り返して、
スミマセン!

という意味で、一応、ことわりを入れさせて頂きます!
念のため、、、

>アッサニー(団長)殿

飲んだ後の、小腹空いたタイムでの、
<カオトム>と<バーミーナム>、、、
甲乙つけがたい、ですな〜!

>トン☆ロー様

有難きお言葉、痛み入ります!

以前、ご挨拶させて頂いたことがありましたでしょうか?
何度か、お名前は、お見かけしたものと存じますが、、、

早速、トン☆ロー様のページに、
ご挨拶に伺わせて頂きます。

今後ともどうぞヨロシクお願い致します!

Posted by タイフリーク at 2006年07月14日 14:18
満喫してくれてありがとう。

俺が最初にSさんを連れていったんだけど・・・私達施術者にとっては
その現場こそが究極の修行の場だったんよね。

俺はあそこで日数で100日前後鍛えられた。

ただあそこは行ってもヘーで終わる人が殆どだから・・・

パプーにヨロと伝言です
TOMMYが妙な力に目覚め振り回されているとでも伝えてください



Posted by TOMMY at 2006年09月03日 08:50
>>>TOMMY様、、、

こんな、2ヶ月も前に遡って、
書き込みどうもありがとうございます。

彼の地で、100日前後も鍛えられたとの由、、、

さらに、妙な力に目覚め振り回されている、、、
ということであれば、、、

その素晴らしい力を、先生と同じように、
世のため、人のために活かしてこそ、
その力が生きてくるのではないでしょうか?!

TOMMY様のさらなるご活躍をお祈り申し上げております!
Posted by タイフリーク at 2006年09月03日 13:56
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