2006年07月10日

「ペットドイガーム」にただ沁みて(後半)!



まずは、バスケットいっぱいに、
新鮮な青物野菜がデ〜ンとテーブルに置かれた。

その気前のいいサービスったりゃあー、ありゃしない。
青物野菜のテンコ盛りである。

新鮮な青物野菜
実に新鮮で瑞々しい青物野菜

そして、以下の4つは外せないでしょう!

(1)<スアロンハイ>こぶ牛のステーキ:50B

(2)<ヤムサモーンプライ>生ハーブサラダ:50B

(3)<トムセープ>牛の内臓スープ:50B

(4)<ガイムアンヌン>地鶏のスパイス蒸し:50B


その他には、<カウニヨー>「もち米」二袋

ワスも永田氏と熱いメッセージを下さったお二人に、
最大限の敬意を表して、
上記の4つのメニューをオーダーしました。

奇しくもこの順番どおりに運ばれてくるんです。

(1)のこぶ牛のステーキ、、、

こぶ牛ステーキ
こぶ牛のステーキ

ちょっと焦げたような赤みの色だが、
皆さんご指摘の通り、全く臭みがない。

スカモ、噛めば、噛むほど、
ジューっと味が口いっぱいに広がってくる。

<ヤバイ、これは、美味すぎる!
どうしたって、ビールが欲しくなるじゃないか、、、>


赤身には、全然匂いも癖もないので、
肉を食べているということをすっかり忘れてしまうほどだ。

スカス、難を云えば、
少々、固くて歯が弱い方には厳しいかもしれない。

それでも食い応えは申し分なく、
<久々に、歯全体を使って、肉を食った、、、>
という熱い喜びと実感に包まれる。

続いて、2分と経たないうちに、
(2)の生ハーブサラダのお出まし。

今回、一番楽しみにしていたメニューの一つである。

何でも3年前のタイのレストランのコンテストで、
グランプリをとったという由緒ある代物だ。

生ハーブサラダ
生ハーブサラダ

永田氏の横書きがなた泣かせる、、、

<ガン抑制の効果あり、
チェンマイ料理の素晴らしさと食文化の凝縮、、、>


これ以上、どうやって褒めちぎれっていうの、、、

美味しいったりゃありませんよ、、、

日頃、味オンチで、
何でも美味しく感じてしまうワスではありますが、、、、

これは、正真正銘、食の秘密兵器、、、
器官のすべてを痛く刺激します。

すなわち、視覚、嗅覚、触覚、味覚、、、
そして、何か小川のせせらぎまで聞こえてきそうな聴覚まで、、、

だいたい、本でご紹介されているように、
ウコンだ、クミンだ、っていう食材すら知らない自分は、
これを味わえただけで、ほとんど万歳降参状態でした。

口の中を縦横に走り回る味のハーモニーに、
しばし、ボーっと食することの幸せを素直に噛み締め、

ようやく、我に返ると、バイブルと首っ引きで、

ウコン、クミン、の他に、

生レモングラス、白ゴマ(確かに入っている)、
パクチー、赤玉ねぎ、カシューナッツなどなど、、、
一つ一つの食材を実際に探し、感じ、味わっていた。

これも全部食べずに、少し、残し、
(3)番手に牛の内臓スープのご登場。

瞬間的な第一印象、、、

<色が赤い、、、辛そう>
<メチャメチャな量、、、玉砕?!>
<アツアツ、、、タイでは珍しい>


何はともあれ、口に含んでみて、ビックリ、、、

永田氏はこれをすすって美味しさのあまり、
踊り出したということだったが、、、

ワスは、思わず、頬の肉が緩んで、笑ってしまった、、、

<辛い、酸い〜い、でも、バカウマ〜〜〜〜〜イ>

後を引くというのは、こういうことを言うのだろう、、、

牛の内臓スープ
牛の内臓スープ

実際、辛いのは辛くて、汗がバンバン吹き出てくるのだが、
これが、不思議といろんな味が絡み合って、
スプーンを持つ手が全く止まらなくなる。

具の、水牛?!のスジ肉がじっくり煮込まれていて、
これまた、全然癖のない、真っ向勝負の一品。

(4)番目、最後に出てきたのが、
「地鶏のスパイス蒸し」
こいつにも感動しましたね、、、

地鶏を蒸してあるというのだが、
身が綺麗にほぐれて、口の中でとろけ、
こってりしているのに、全く飽きがこない。

また、驚くべきはそのボリュームだ。

地鶏のスパイス蒸し
地鶏のスパイス蒸し

日頃、KFCとかの味に慣れていると、
この地鶏の肉の身のつき方は、
ほとんど神ががり的に思えてくる。

一本丸ごと食して、その身の多さに驚きながら、
軟骨までも問題なく、美味しく食べられてしまうのだ。

残ったのは、ほとんど一本の見事な骨だけ。
それだけ、プリプリの身が全体についていた。

厚い身の地鶏肉
この地鶏の身が実に美味い!

食に没頭し始めて、30分、、、

どうしようか、、、悩みに悩んだ、、、

ものすごいボリュームなのである。

<残すに残せない、美味い、辛い、後を引く、死ぬ、、、>

結局、格闘すること2時間あまり、、、

全部、平らげました、、、

ということで、最後は沁みましたといいたいところですが、

マジに死にました!

牛の内臓スープなど、
しっかり小さな器で12杯分はありましたよ、、、

でも汗をダラダラ流しながら、
最後は、スプーンもフォークも使ってなかったですもん、、、

全部手掴み、鷲掴み、、、

もち米
この美味いモチ米を手でつまんで食べる

人間本来の食べる、、、という本能の雄叫びに従って、
野獣のように食べ散らかしました。

最後は、ライムジュースを頼んで、
ようやくチェックをしてもらいました。

ウー、完食!
2時間の激闘、完食!

どう考えても、この4品が一皿50Bは、ありえません。

使用する食材が吟味されているのと、
あまりにもボリュームが凄い。

でも、タイ語のメニューでは、すべて、50Bと記してある。

請求書を見て、案の定だ、、、

295B、、、、

これだけの満足と感動を頂いて、
無粋なことは決して云いたくない、、、

スカス、メニューと料金が違うとは一体どういう了見か?

モスかして、
外国人料金などによる二重料金の設定があるのか、、、

ここは一つ、はっきりさせないことには、
永田氏の名著を汚すことにもなりかねない、、、

ワスは、恥を忍んで、
静かに、料理の値段がメニューと違う旨を奥の人に伝えた。

せっかくなら、
永田氏がベタ褒めのオーナーのJさんにお会いしたかったが、
あいにくこの日は休みだった。

そこで人の良さそうなおばさんが対応して下さいました。

彼女はしきりに恐縮しており、
店の新しいウエイトレスが間違えて、
古いメニューを渡したとのことだ。

新人ウエイトレスの一人
可愛い新人ウエイトレスのSさん!

およそ2ヶ月前に、一部、
メニューの料金が改訂されたとの由。

新しいメニューを見ると、
確かに、値段が訂正されている。

ワスは、自分の早合点を恥じ、
改めて満ち足りた気持ちで店を後にすることができた。

実際は、あの値段は絶対ありえない、、、
倍の値段でも納得できるくらいだからだ、、、

ということで、一応の情報として、
訂正されていた値段をここに記します。


1.<スアロンハイ>こぶ牛のステーキ:50B
→50B(変わらず)

2.<ヤムサモーンプライ>生ハーブサラダ:50B
→70B(20Bアップ)

3.<トムセープ>牛の内臓スープ:50B
→70B(20Bアップ)

4.<ガイムアンヌン>地鶏のスパイス蒸し:50B
→80B(30Bアップ)

カウニヨー1袋5BX2=10B
ライムジュース:15B

締めて、295B  ドンピシャ、明朗会計、、、



日本円で約1000円弱、
これは食い応えがありましたよ、、、本当、、、

<普通、上記の量を独りじゃあ〜、
なかなか食べられないんじゃー、ないですか???>


ということで、行き当たりばったりですが、
出たとこ勝負の「ペットドイガーム」初訪問!


その食の優雅さ、深さ、美味さ、ボリュームさ、、、
すべてに沁みました!

永田氏はじめ、タイ古式様、そして、優佳良織オヤジ様
熱いチェンマイの食のメッセージをありがとうございました。

また、日を改めて、次のミッションにかかりたいと存じます。


この記事へのコメント
私はあまりタイ料理に関しては知らないです。と言うのはタイではとにかくいつも飲んでいるもので??食事はおかず程度ですね。(笑)でもその中でも、カイ・ヤッ・サイは好きです!!
Posted by アッサニー at 2006年07月10日 17:05
>アッサニー殿

「カイ・ヤッ・サイ」は、日本人の定番ですよね。

でも、<トムセープ>牛の内臓スープ、その他は、
本当に美味かったですよ。

何とか、最後まで、
リングに立っていたというのが実情です。
(美味すぎて、汗ダラダラで、まさに格闘技の世界でした!)

一発でノックアウトでしたからね、、、本当は!
Posted by タイフリーク at 2006年07月10日 21:30
後、名前は忘れましたが、魚料理なんて好きです。魚の形をした鉄板に?入ってきてそのまま下に火をつけて暖めます。私はあの汁??が好きですね。
Posted by アッサニー at 2006年07月11日 10:07
管理人様 こんにちは。

お世話になっております、同好の有志です!遅ればせながら今方気づいてレビューを拝見させて頂きました。

ついに行かれ&逝かれましたね!いやあ、私よりはるかに詳細で臨場感に溢れ、作者の想いを好アシストする達文、恐れ入りましたm(__)m。

この本に興味があっても、なかなか実際にはまだ行けず、夢を馳せている方(大勢いると信じ)にも大変参考になる補筆文になっていること、心底感服致しました。

個人的には今回同じ行程(メニューまでも留意され・・・)を体感してきているわけで・・・私が伝えきれなかった思い、表現伝え頂いているようで、こういうのはホントに嬉しく思えるものですねえ(^o^)

でも私は値段のとこまではまったく気が回りませんでした。さすがッス!
私が行ったときも同じメニュー表で間違いはないので、値上がっていたんでしょうねえ。仰る通りいずれにしても【ありえない値段】でしょ?オレは言葉も判らんし、余裕ありませんでしたが、冷静な観察眼に敬服いたしますよ。

あと嬉しかったのがウエイトレスの女の子!俺も書きましたが、この子です!写真でははにかんで笑っているようですが、ホントに可愛い子でしたなあ。まさか画像GETして頂けて再会できるとは思ってもみませんでした。感謝するのみです・・・(T_T)。

ちなみに私はオーナーマダムは遠めに拝見できました。丁度食べ終わった頃に外から買物帰りなのか荷を抱えて外のベンチ脇を厨房のほうに入っていかれまして。次回行くまでに言葉を上達させないとなあ・・・。

あの量(カオニャオもでしょ?)の完食はスゲエ!完食2時間の格闘というのも十分に頷けます。わたしはその後の訪店予定も考え、完食できるかと思っていたんですけどスープを半分残してしまいましたから完敗です。マジで持ち帰りしたかったくらい後ろ髪引かれ状態でした。


いやあ、でもホントにお疲れさまでした!大変興味深く・嬉しく読ませていただきましたよ。また次回も心から期待しておりますので、率直なところでのレビューお待ちしております!




別板でのお問い合わせですが、

> 別のコミュで、引用させて頂きましても、
宜しいでしょうか?

私などの拙文・駄文でよろしければ、ホント恥かしいですが、何かのたしにでもなるのでしたら全く問題ございませんよ。すべて御意のままどうぞ。

また作者・永田氏にお会いできました際は、そのレビューもぜひお願い致しますね!

それではご案内頂いた貴殿メアドに後日ご連絡差し上げたいと思います。よろしくお願い致します。

ではまた。今回は本当にお疲れ様でした!



Posted by 優佳良織オヤジ at 2006年07月11日 10:31
>アッサニー殿

自分も一緒です。
同じように、名前がわからないのですが、
魚料理で、その汁というオツユがまた格別に美味いんですよね。
たっぷりご飯にかけて、それだけで食が進みます。
つまり、お互い貧乏性ってことですよね。

>優佳良織オヤジ 殿

また、素敵な書き込みメッセージをありがとうございます。
お言葉に甘えて、早速、貴殿の書き込みを、
別のコミュなどで、紹介させて頂きます。

貴殿からの個別宛のメールの方も、
お待ちしております。

今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
Posted by タイフリーク at 2006年07月12日 04:25
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