2006年07月08日

「タイの新築式」で飲まれて飲んで!?




7月7日、日本で云うところの「七夕」は、
ここチェンマイでは、夕刻から、あいにくの雨。

しかもバケツをひっくり返したような土砂降りで、
営業で外回りをしている最中、
車のワイパーが雨の速度に間に合わない程の勢いだ。

自宅にに辿りついたのは、日も暮れた夜の7時。
家には誰もいない。
その刹那、携帯に家人からの雨にも負けない嵐の催促コール。

「あんた、何してるの、早く来なさいよ!」

同じ「クワンウイアン」住宅地にある親類の新築式だ。
しかも3軒、軒を並べて3夜連続で同時にやるので、盛大になる。

この日が最終日で、この2日間、いろいろ逃げていたが、
どうにも重い腰をあげねばならない。

雨の中、車でかけつけたが、まさに

<飛んで火に入る夏の虫>

の心境だった。



ハンドン郊外にある「クワンウイアン」住宅地は、
この地域が開発されて、かれこれ12年を数える。

ちょうど新築時に家を購入して、
その当時は家もまばらだったが、
今では、軽く500世帯を数える大きな住宅地に様変わりした。

大きく分けて、Aゾーン、Bゾーン、Cゾーンに区切られるが、
このCゾーンの家は、洋風で、なかなか見栄えがよい。

ワスの家は、Bゾーンに属し、実にチンケな造りである。

さて、家人の父方の従兄弟筋にあたる親類が、
このCゾーンに3軒同時に新築式と相成った。

新築式は、タイ語で「クン・バーン・マイ」とか、
「タンブン・バーン」とか云うけれど、、、

タイでは、なかなか無視できない、
厳かな儀式&パーティーである。

通常、昼間は、お坊さんを呼んで、お経をあげてもらい、
その後は、ほとんどエンドレスの飲み会と化す。

ワスが駆けつけた時には、宴もたけなわで、
無法地帯のごとくの荒れ様だ。

主役の3軒は、

(1)日頃親しくしている、家人の従兄弟のIさん一家
(2)スイスに移住している Iさんのお姉さんL一家
(3)Iさんの旦那さんのご両親一家


(1) と(3)が同じ敷地内に2軒建ち、
ちょうどその真向かいに(2)が建っている。

I さんの家
Iさん一家とその旦那さんのご両親一家の家

L さんの家
<真向かいのLさん&フレディー一家の家

うちとは比べ物にならないぐらい、
見るからにお金がかかってそうだ。

厳しいのが、ご祝儀である。
しっかり3軒分用意せねばならない。
スカモ、親しい親類筋なので、軽く気持ちという訳にもいくまい。

またまた、頭の中では「寅さん」のテーマソングが流れ、
自分の気持ちを精一杯奮発させて頂きました。3軒分。

Iさんとは、日常よく顔を合わせているが、
スイスに移住したLさんとは、この日が2回目の顔合わせ。

しかも、Lさんの旦那さんはスイス人でどちらも再婚同士。

Lさんには前旦那との間にTちゃんという11歳の娘がおり、
現旦那のフレディーも前かみさんとの間に、
Sちゃんという12歳の娘がいる。

そして二人の間には、4歳のUくんがいて、実に複雑だ。

子供3人
左からSちゃん、Tちゃん、そしてUくん

このフレディーがまた、無愛想なマッチョマンで、
具合の悪いことに、英語がサッパリ。

普通、スイス人は、英語、独語、伊語に通じているはずだが、
フレディーに限っては、ドイツ語以外、全くダメときている。

通じる英語が、「フレンド」と「ビア」だけなので、お寒い限り。

スカス、そこは、酒が取り持つインターナショナル交流。

日本語の「イッキ」とタイ語の「モッゲウ」を教え、
代りにドイツ語で「グロース」を教わった。
(聴いた言葉なので、かなりいい加減だけど合ってるのかな?)

彼は、氷も入れず、タイ産ウイスキーを生のままストレート。

ワスもビールから始まり、日本男児の心意気を見せるべく、
彼のスタイルに合わせる。

フレディー
何と年はワスより1つ下、アチャー

「イッキ、モッゲウ、グロース」の掛け声と供に、
二人ともだんだん毀れていくのが傍目にもよくわかる。

こうなると、周りのタイ人の親類縁者も巻き込んで、
タイ人はいつもノリがいいので、さらに派手にやらかしました。

<イッキ、イッキ>だったので、
一体何本、空いたかわかりません。

空けても空けても、後から湧いてくるように、
タイ産ウイスキーがボトルで出てくるのです。

カロオケ
家の軒先が家庭版カラオケに様変わり

ワスは、調子に乗って、例によって踊りまくり、
タイカラオケも云われるがままに、4〜5曲歌ったらしい。
(この辺りから、かなり記憶がアヤフヤだ!)

聞けば、あのいかついフレディーも親類中も、
後で皆ゲロゲロだったそうな。

<ようやく決まった、「肉を切らせて骨を断つ!」>

彼にとっては、

<イヤ〜なしつこい変態日本人>

だと心に焼きついたことだろう。

スカス、彼には疫病神かもしれないが、不思議なご縁で、
このフレディー一家ともこれから親戚付き合いが始まる。

「タイの新築式」は、
最後はいつもこのようにスッタモンダになってしまう。

だから、出席するのについつい躊躇してしまうのです。

<ナ〜ンて、おまえのせいだろうって、、、耳に痛いです!>

この記事へのコメント
グロースですか??ドイツ語で乾杯は、プロージット、とかツン・ヴォールとか良く言うと思いました。グロースなら、英語ならbig,
greatに当ると思います。なんか威勢が良くて良いですね。かんぱ〜い、グロ〜ス!!
Posted by アッサニー at 2006年07月08日 15:27
ドイツ通のアッサニー殿

何かわからないまま、<グロース>と叫びながら、
しきりに<イッキ>してました。
何か、そういうふうに聞こえたのですが、
<イッキ>にあたる言葉は、ドイツ語で実際何なのでしょう?
また、教えて下さいね!
Posted by タイフリーク at 2006年07月08日 17:10
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。