2006年06月26日

「チェンマイ満腹食堂」(永田玄著) にズッポリと沁みて!



出会いは唐突でした。

昨夕、ハイランドゴルフでの激闘の後、
エアポートプラザの「富士」で先述の4人で慰労会。

ご存じ、エアポートプラザの4F「富士」は、
平日も客脚はすごいが、土日の混み具合は半端ではない。

15分待ちのチケットをもらって、
何気なく立ち寄った日本の本を扱う「東京堂書籍」。

そこで、慎ましく、密やかに、一冊の本が目に飛び込んだ。

「チェンマイ満腹食堂」

タイトルが気になる。

内容はもっと気になる。

ワスは、通常、新刊は買わない。
まず、買わない。

スカス、この時ばかりは、
何故か、「本」との一期一会を痛切に感じ、
天の啓示のように、躊躇なくこの本を購入していた。

チェンマイ満腹食堂
「チェンマイ満腹食堂」






表紙に書かれている謳い文句がまた、泣かせる!

<新鮮ハーブで細胞から美しくなる!
お肌がきれい 便秘解消!>

<奇跡のレシピにチェンマイで出会った。
驚愕のメニュー>


このジャンルの本で、これまで感動を覚えたのは、
「タイの屋台図鑑」岡本麻里著だけだったので、
何とも誇大広告と少し気になりはしたが、、、

真夜中、<今日こそは眠るぞ、、、>
アルコール漬けのボンヤリした頭で、
その「チェンマイ満腹食堂」を手に取った。

<やられましたーーー、、、>

ワスは、通常、本を読むのがズバ抜けて早い。
(大概、2、3時間あればどれも1冊読んでしまいます!)

ただ、この本は、読破するのに少々時間がかかりました。

この本は1ページ、1ページ、頁をめくるのが、
とてももどかしくなるような、いとおしくなるような、
そんな良心的な香りに満ち満ちています。

気がつけば、夜が白々と明け、
外では鶏の鳴き声に、フッと我に返ったのです。

まるで、良質のミステリーを堪能した読後感がありました。

ワスのように、
<チェンマイに14年住んでいます!>とほざきながら、
チェンマイのことを何も知らない男に鉄槌を落とされた気分も半分。

さらには、チェンマイという土地柄に、
チェンマイという街に住んでいることに、
大きな誇りと喜びを喚起されました。

<よくぞ、ここまで、、、>

感動で賞賛の気持ちを拭い切れません。
この迸(ほとばし)る沁みる想いを抑えることができないのです。

著者の言葉、、、
INTROの発言をご紹介します。

<自信を持って断言してしまいます。
「チェンマイはアジアでもっとも美味しい街」です。
間違いありません。
この街の野菜料理とカレーと麺を
食べないで死ぬのは残念なほどです。
その理由とレストランとメニューを”嘘なし”で紹介します。
少しもったいない気もしますが、、、>


確かにもったいないでしょう、、、

これだけの脚と舌で苦労して吟味したチェンマイ料理の数々を、
こうも惜しげもなく公開されたのでは、、、

この中には、ウソなし旨い旨いメニュー50品と題され、
写真付きでそのメニューの旨さ特徴ユニークさを、
著者独特の感性と切り口で、コメントされてます。

読者は、何も迷い躊躇うことなく、
その永田氏の食の大海原の中を自由自在に思い思いに、
セーリングしていけばよいのです。

著者のチェンマイ料理に対する熱い想い、メッセージが、
痛いほどに伝わってきます。

それ以外にも、
ホテル、スパ、ショッピング、陶磁器の話が、
芸術的センスをもって読者の気を引きつけます。

一つ一つの写真が、とても鮮やかで、
そのものの本質を射抜いているようで、
ずっと目が釘付けになってしまうのです。

さらには、この本自体が、
娘さんの梓さんとの共同作業ということであり、
健康、家族の絆、食の大切さを大いに実感されることでしょう。

ワスは食べ物に対する好き嫌いがない分、
何でも美味しく食べられる特異な性格ではあります。

タイの3つの気候、、、
暑い、かなり暑い、滅茶苦茶暑い、、、と同様、、、

食事に対しては、
旨い、かなり旨い、滅茶苦茶旨いの3つしかありません。

また、ほとんど外食することなく、
朝晩(通常1日2食)自宅で家人の手料理に依存しているので、
美味しい店の情報もほとんど知らないでいます。

そんな自分にとって永田氏の本は、
とっておきの食のバイブルになりえました。

だって、この本の中のメニューはどれをとっても、
滅茶苦茶死ぬほど旨そうなんだもん。

はっきりいって、勿論、
ワスは、この著者の永田玄氏とは一面識も何もありません。

でも、こういう本に出会えたのも、
「チェンマイ」というキーワードを通してのご縁なのでしょう。

何日かかるかわかりませんが、
永田氏が辿ったチェンマイの食の道程を徘徊して、
このメニュー全品目にトライしたいと念じています。

<50品、こりゃーちょっと手強そうですが、
日々、嬉しい悲鳴をあげさせて頂きます!>


本当に、いい本に出会えました。

タイ及びチェンマイにご興味のある方には、
太鼓判を押して、この本をご推薦申し上げたいです!!!

きっとチェンマイ(料理)好きには、
いとおしくていとおしくて頬摺りしたくなるのは必至ですから、、、

この記事へのコメント
新刊なんでしょうか?でもどこかでそのようなタイトルの本見たことある気がします。ところでタイフリークさんはチェンライもお詳しいですか?チェンマイは外人ばかりなので、私はどちらかと言ったらチェンライの方が落ち着いて過ごせそうな気がします。
Posted by アッサニー at 2006年06月26日 12:50
「タイの屋台図鑑」は私も読みました。
この本で屋台デビューしました。コラムで「味の素」で口論になったところは笑えました。あの本を見ると(読むと)お腹が減りますね。「チェンマイ満腹食堂」も面白そうですね!
Posted by ぶうた at 2006年06月26日 18:22
>アッサニー殿

裏書を見ますと、2006年5月1日初版発行となっておりますので、
きっと新刊されたばかりなのでしょう。
定価が1524円+税となっていますが、
自分が東京堂で購入した際には、
500Bの特別料金のうえ、本人のサイン入りでした。
すごく得した気がします。
(実際、この価格で、現地でタイバーツで購入すると、
かなり割高になるはずですから、、、)

アッサニー殿、残念ながら、チェンライには、3〜4回、
ゴルフに行っただけで、ほとんど知りません。
申し訳ございません。

>ぶうた殿

「タイの屋台図鑑」これもはっきりいって、名著です。
これが発売された当初、直接本人からサインを頂きました。
自分の宝物(のはずだったの)です。
人に請われてお貸しして、残念ながら、それっきり戻ってきません、、、
アアー、ため息!

さらにぶうた殿、、、
そしてこの「チェンマイ満腹食堂」も、掛け値なし、文句なし、
チェンマイフリークにとっては、究極の名著です。<キッパリ!!!>

Posted by `タイフリーク at 2006年06月26日 18:53
> 朝晩(通常1日2食)自宅で家人の手料理に依存しているので、
> 美味しい店の情報もほとんど知らないでいます。
なんか共感できる事ばかりですね。
私も殆ど外食しませんから。
会社の食事会とかで外食すると帰ってから白い目で見られます。
Posted by トゥッ・ムー at 2006年06月26日 22:26
トゥッ・ムー 殿

とても温かいご家庭を想像致します。
ご馳走様です。
やはり一番美味しいのは、家庭料理なのかもしれませんね。
納得です!
Posted by タイフリーク at 2006年06月27日 01:48
はじめまして。思わず書き込みです。

先々週のこと、タイマッサージを習う為にチェンマイへ赴き1週間ほど滞在していたのですが、その旅のもう一つの目的がこの「チェンマイ満腹食堂」に載っているお店で食べる!でした。

旅の直前に日本の書店でこの本を目にした時は、私も天啓を感じて即買いしていました。装丁からして「間違いないオーラ」が出てました。とにかく写真が綺麗で、文章も上品で嫌味なし。旅のお供のグルメガイドとしてデータ的に最強なのは勿論ですが、タイに行く予定がない方でも眺めているだけで充分に楽しめる位の(そして間違いなくチェンマイに行きたくなる位の)クオリティだと思います。

タイフリーク様が全力で賞賛されているとおり、本当に良い本ですよねえ。私もタイ好きの友人たちに紹介しまくっております。そしてその友人たち全員が次回のチェンマイ旅行の計画(妄想含む)を立て始めていますね。。。

全てのレストランを回る意気込みではあったのですが、1週間の滞在ではやはり全く時間が足りず、ほんの数店しか回れませんでした、残念。まあ、そこであくせくするのもこの本の趣旨に反するというものでしょうか。この本はチェンマイに長期滞在されている方にこそ読まれるべきものなのでしょうね。これから全店制覇に挑まれるタイフリーク様が羨ましい限りです。

美味しかったなあ、ヤム・タクラーイ。。。またすぐにでも行きたいなあ、チェンマイ。。。




Posted by タイ古式 at 2006年06月27日 02:04
タイ古式様

初めまして、、、
熱い熱い書き込みを本当にありがとうございます。
この書き込みの反映が丸々一日以上たって、
ようやく目にしましたので、ご挨拶が遅れまして、
大変失礼致しました。

チェンマイに住んでいる当事者が、
ああだ、こうだとこの興奮した気持ちを叫ぶほど、
一人浮いてしまってしるかなあーと危惧しておりましたところ、
タイ古式様のように、
実際にこの本を手になされ、
さらには、この本を通じてそのレストランなり、料理なりを、
直接、足を運び、食されましたというのは、
とても説得力があります。
自分の感動の迸りの言葉足らずの部分を、
十二分に補って頂きまして、さらにありがとうございます。

そうですよね、タイ古式様がご指摘されますように、
短時間にあくせく回るというのも、
この本の趣旨に反するというものです。

ヤム・タクラーイ---
<ハーブの王様レモングラスのサラダ。
香りも最高、身体に最高!
口に広がる清涼感に中毒患者続出>
この横書き解説と写真は、まさに反則技ですよね。
どうしたって、行かざるをえないですよ、、、!

タイ古式様の熱い熱い想いを引き継ぎまして、
私、タイフリークが、時間をかけて、
一つ一つ、じっくりと吟味し調査させて頂きます!

いつかまた、タイ古式様とこの嬉しい悲鳴を、
ご一緒に分かち合えたらいいですね!!!

Posted by タイフリーク at 2006年06月28日 08:45
はじめまして。おととい11日間のタイ旅行から帰ってきました。上記【タイ古式】さんの書き込みが目に留まり書き込みさせて頂きます。全く同じだったんだもん、目的が。いるんだなあマッサージスクール+チェンマイ料理。この本に出合ったのも旅行直前で同じ。この名著のもつ並々ならぬ本ヂカラに、いつもは動きの鈍いオレも出国前から心がかなり躍っていました。で、行ってきました初バンコク+初チェンマイ。

オレはバンコクに滞在・スクールもバンコクだったんですけど、資格取得(6月29日)後すぐその足で、金がないもんだからホアランポーン駅から夜行で12時間かけてチェンマイ入り。2nd-Sleeper+ACで片道700Bくらい。安かったです。帰りは2nd-Seatでしたが、無料で食事まで出ました。

翌朝チェンマイ着。ほどよい晴れ具合。駅前ではソンテウやトゥクの呼び込みが凄い。全て断り歩いていくが、駅の出口でグラサン姿の怪しげなトゥク野郎に声かけられる。断るつもりで一応、1日チャーターでいくら?と聞いたら【300Bだ】と。本には相場1000Bくらいと書いてあったので、これは安いのか?グラッと来た。どうしてもチェンマイは日帰りしかできないので気合入れて回りまくるつもりだったし、おれの中1レベルの英語でも理解してくれて面倒くさくなくていいかと思い、それでも値切ってみたが【こんな料金で回るヤツ、他にいないよ・・・】みたいなこといわれ諦め成立。一応料金事前に紙に書いて確認。向こうもライセンスだか登録証だかなんか見せてくれて【安心してくれ】と。だがトゥク見たらボロボロだった・・・エンストしまくり。ちょっと後悔してきたが、これも味かと・・・。

まずはなんといっても冒頭に載ってる【ペット・ドイ・ガーン】。名前言っただけで場所知ってた。やはり有名なのか。だが開店まで時間あるのでまずワロロット市場に行く。かなり広い。建物の構造が面白い。35〜38Pにもあるが歩いていて実に楽しい。ニー・アライ?と聞くだけで商品開けて試食させてくれた。優しいなあ。これがまた旨いものばかり。甘味お菓子全般・ドライフルーツのほかに笹の葉に包まれた大きめのソーセージがオススメ。買いすぎないよう注意するほど。どうなってんだ、チェンマイは。

さていざ本丸へ向かう。Sハイウェイ沿いにあって、確かにちょっと目立たない外観なんで素通りしそうな感じ。着いた時間が午前10時40分だったが開いていた。店内に入ると2グループ・6人のみの客。テーブル数は20くらいはあるだろうか、かなり空いている。天井も高くて開放感有り決して新しくはないがイイ感じじゃないすか。

さっそく注文・・・お、来たウエイトレスの女の子、メチャクチャかわいいぞ!顔小さくて丸顔、高校生〜20才前確実だろう。メニューを見たら全てタイ語。もってきてよかった、この本。載っているメニュー全てたのんでみたが、蜂の幼虫【トォー・トーッド】だけはやはり無かった。残念。あとの4つは全て注文した。

料理が来た。まずは【スア・ロン・ハイ】。列車の車窓から見えたあの牛の肉か。脂身は全く確認できない。マグロでいえば中も大もつかないまったくの赤身の部分のイメージだろうか。口に入れる・・・おお!肉!これは本当の意味で肉だ。オレはいま純粋な肉を食ってるぞ!と叫びたくなる。確かに全く臭くないし、イケル。ただ脂身が全く無いせいか、時間が経つと硬くなる気がした。早めに食しきったほうがいい。

続々と写真でしか見たことが無かった料理が続く。【トム・セーップ】と【ガイ・ムアン・ヌン】到着。スープ【トム・セーップ】は土瓶の壺に入っていて、優に2人前の量。小皿も届き、取り分けて口に・・・。言葉がない。旨い。美味い。これはウマイ!ホントにウソじゃなかった。かなり辛いが、じんわり効いてくる辛さ。それ以上にこのスープの奥深さが胃袋通り越して内蔵にダイレクトに染みてくるって・・・食事中にこのような体験は初めてです。壺の中のぞくと実にいろいろな食材が。これは絶対に外さず食すべき。トムヤムクンがただのスープに成り下がるってのも、ただ頷くしかなかったです。

【ガイ・ムアン・ヌン】も肉がすぐにほぐれるほど柔らかくメチャウマイが、なんといってもオーラスに届いた【ヤム・サーモンプライ】。唸った。これは・・・スゲエ。凄すぎる。辛さゼロ。甘酸っぱいほど。だがサッパリとどんどん食せて【トム・セーップ】同様、効果即効性をかなり感じる。体質変わるわ。誰だよこんなの考えたのは。本当に参りました。

なんか食い終わったあとも呆然としてた。店に入ったときはついに来てしまったと思ったが、すでに移住計画が頭のなかを巡る。初っ端からこれかあ。やられたよ。このあと大丈夫だろうか。席を立つとき50Bチップ置いたらスタッフの男の子喜んでた。アロイ・マーク!ラム・マーク!こちらこそ本当に感謝だよ。でも本当に感謝なのはこの本なのかも。言葉もわからぬ一人旅の不安も感じさせないほどの熱が、こんな異国の地まですんなりと向かわせる力が、この本にはあった。出会えた偶然に感謝。

外で待機していたグラサンに「待たせて悪かったな。さあ次行こうぜ!」といったら「・・・ここはウマイのか?」と聞いてきた。なんだオマエここに住んでいて知らんのかよ。単語をつなげたメチャクチャな英語で言ってやった。「今日からあんたのオススメのコースに加えときなよ。これから観光名所になるぜ。さあ次はな・・・」

このあと郊外のメーサE・CやワットやナイトBも見たりしたのだが、結局1日では【キィーヤッ・オーチャー】【カオ・ソーイ・ラムドゥアン】【ター・ナム】と全部で4店しか回れなかった。時間より腹が限界。グラサンも呆れたと思う。他の店については気が向いたらまた書かせて頂くかもしれません。

ホントにイイ本だよね、このチェンマイバイブルは。詳しくは【タイフリーク】さんや【タイ古式】さんがお勧めの名文書いてくれているから、そちらにお任せます。失礼しました。ではまた。

Posted by 優佳良織オヤジ at 2006年07月07日 13:20
>優佳良織オヤジ 殿

熱い、熱いですよ!
貴殿のメッセージは、、、

ワスのブログの書き込みの中で、
かつて、これほどまでに、熱い想いの迸りを、
ストレートに受けたことはありません。

チェンマイにいらっしゃってたんですね。
直接お会いできなくて非常に残念です。

タイ古式様もそうでしたが、、、

ネットを通じて全く見ず知らずの人と交流ができ、

タイ古式様同様、優佳良織オヤジ 殿とも、
現実に是非、親しくお近づきになりたいと、
痛切にそう思いました。

それぐらい、貴殿のメッセージにはインパクトがあり、
チェンマイに対する熱い良心に満ちています。

貴殿のメッセージを再読し、
ワスまで嬉しくなり、目頭が熱くなってきました。

縁があれば、是非、いつかどこかで、
直接会ってお話できればと存じます!

改めまして(重ねまして)、
熱い熱いメッセージを本当にどうもありがとうございました。

合掌<ワイ>!!

Posted by タイフリーク at 2006年07月07日 17:59
> タイフリーク 様

最大級の賛辞レスを頂き、こちらこそ恐縮に思います。あらためましてはじめまして、優佳良織オヤジです。

今回勝手に書き込みさせて頂きましたが、貴殿がおっしゃる通りこの1冊の本は、読了を通して溢れ出る作者の想い・熱意がこれを読んだ読者を実際に現地まで誘い、このメニューを食することによってチェンマイが確実に好きになるという偉大なる効力が隠されている、活字中毒歴31年の私も久々に出合った名著であると断言・賛同させて頂きます。

今回の行旅は【行ってみてェ!食ってみてェ!】と単純に湧き出た感情のほかに、この本に惚れこみそれを証明してみせるバカがいるぞ!と微力な個人読者の想いでも、この作者に応える一番の方法はそれしかないと信じ(自己満足ではありますが)行動した面もあったかと、帰国した今は思います。タイ古式さんなど自分と同じ想いの方・行動をとられる方がほかにもいらっしゃることがわかると素直に嬉しく感じます。自分だけじゃないんだな〜と・・・!

こちらのHPの存在を出国前に知っていれば当方もぜひ同じ思いの方々には実際にお会いしたいものだったと思います。ご縁があればこちらこそぜひいつか直接お会いできれば嬉しく思います。できればチェンマイで、この本に掲載のお店・メニューで卓が囲めれば・・・などと新たな夢の広がりを感じております。

しかし今回の反省点は時間がなかったからとはいえ、やはり観光時間ではとてもこの本が伝えたい真髄を享受できないことを思い知らされたことですね。皆さん仰る通り趣旨に反するんだと思います。やはり移住することでもう一皮向けたチェンマイバカになってやろうと思います!

他3店のレビューも時間がありましたらまた与太話させて頂こうかと思います。レスありがとうございました。ではまた!
Posted by 優佳良織オヤジ at 2006年07月08日 06:14
>優佳良織オヤジ 殿

またまた、ご丁寧に熱いメッセージをありがとうございます。

あれだけ、自分も感動を訴えておきながら、
本の中で空想を辿るだけで、
まだ、実際にいろいろ本でご紹介されたお店を、
確認できないでいます。
イカンですねー。

「チェンマイ満腹食堂」の中の21店舗中、
4店舗は、すでに馴染みがあります。

スカス、それ以外の17店舗は、全く未知の領域です。

是非とも自身で、直接足を運んで、
その実態をつぶさに観察し、
その一期一会の味を吟味、賞味したいです。

まずは、ペットドイガーンですね。
(ここもまだ、一度も、、、です。すみません!)

一両日中に必ず、訪ねてみます。

優佳良織オヤジ殿の書き込みの中で、
チェンマイ移住をほのめかされておりましたが、
すこぶる嬉しい発言です。

近い将来、是非、このチェンマイの地で、
ご一緒できたらいいですね。

そして、他3店、、、のレビューも最大級に、
楽しみにしております。

今後とも、どうぞヨロシク、、、です!
Posted by タイフリーク at 2006年07月08日 17:34
> タイフリーク様

ども、優佳良織オヤジです。レスありがとうございます。
煩わしいとは思いますが今回チェンマイ暴食レビュー後編を書かせて頂きます。

作者の一番店【ペット・ドイ・ガーン】を後にしたオレは仰望の念を抱えながら次にどこへ向かうか考えた。とにかく回れるだけ回る以外考えずに行ったので、効率のいいルートなど考えてもいなかった。そのときの気分で賽を振る道中双六の旅。ちょうどお昼時だ、どこに行ってもそれなりに混んでいるだろうか。できるだけ混んでいない所は・・・いや待て、どうせなら流行っている店はこのお昼時にどれだけ混んでいるのか見届けてやろうじゃないの、との思いが勝ってしまった。

目に留まっちゃったなあ、【蒸し鶏一筋40年!】。カオ・マンガイはバンコクの屋台でも一度食べたがここはどうか。【キィーヤッ・オーチャー】を目指した。旧市街に入り、辿り着くまで通りがけのワットをいくつか見て、ど真中に位置するその店はすぐわかった。聞きしに勝る混み具合。俄然興味が湧いた。座れるか不安だったがオレはオブザーバーではないのだ。10年もここに住んでるオーラを全力で醸し出し、勢い良く潜入。店員さんみな忙がしそうに動いている。見渡すと空いているテーブルは無い。4人掛けのテーブルに一人の男が座っていた。ここしかないな、えーとえーと・・・【ナ、ナン・ティーニー・ダイマイ?】。軽く頷かれた。通じたようだ。同時に軽く一見の観光客と見抜かれただろう。椅子に腰をかけると注文し料理を待つ。それとなく見渡すとみな勢い良くがっついているぞ。

ほどなくその看板メニューが来た。すぐにオレもがっついたが・・・これはチェンマイの吉野家か?毎日通われても食されても十分に耐えられるよう飽きることのないよう、実は計算されたベース(鶏+ご飯)×薬味3点セット+スープ。ポテンシャルMAXの素材に手を加えすぎずシンプルに調理、十分にそのままでも美味過ぎるベースなのに、この薬味トリオで自分好みのアンサンブルを作る楽しみがある。一回でマイベストを見つけるのはムリだったからこそ、通いてええ!と、ここほど思ったとこはなかった。本に偽りなく激ウマ。これで20B。奇跡だ。やっぱチェンマイに泊まって明日もこようかなあ、と惜しみつつ店を後にした。

店を出てさあ困った。もう気持ちとは裏腹に腹が限界に近いのだ。別腹も厳しく、全ての内蔵を胃にレンタルしたいくらい。腹をすかせる方法を模索し始めたら、トゥクのグラサンに【どこか見に行かないか?】と象や蝶や蛇や猿が表紙の4〜5枚のリーフレットを見せられる。一番運動に結びつきそうな選択肢はエレファントライドのように思えた。たぶんオレをひっぱって行ったらリベートなど入るのだろうか?まんまとのせられてやるか。【よし、象だ、象!】と言ったはいいが、これが恐怖のドライブと相成ってしまった・・・。

メーサ・エレファント・キャンプは郊外にあることは知っていたが、あんな山ん中だったとは。このボロトゥクで上り道を走ると登坂のたびに時速5キロくらいの歩くスピード。今にも止まりそうだ。バンバン車やバイクに抜かれる。そういえば他にトゥク見ないぞ。こんな所で故障して立ち往生したらどうなるんだろ、とずっと不安を抱えつつ何とか着いた。メーサはまさにジャングルのよう。象に乗り触れた感触はとても可愛いかった。ショーも見てすっかりその可愛さにファンになってしまった。帰国したら【星になった少年】を見よう。幸い腹は少し減ってきたようだ。

次は象に乗りながら決めていた【カオ・ソーイ・ラムドゥアン】に向かおう。帰路の道程は気も楽になり実に風が心地よかった。ちょうど学校が終わる時間だったのか途中バイクで帰るのであろう学生の集団を多数見た。ノーヘル3ケツなど当たり前。バンコクでもそうだったが、おそらくは車検などはないんだろうか、自らで作り上げたと思われる乗り物が堂々と公道で走り回っていたりで、つくづくこちらの交通事情が羨ましかった。街並みとそこに暮らす人々を眺めながらまた市内に入っていった。

つづく↓
Posted by 優佳良織オヤジ at 2006年07月10日 15:37
さて思ったより狭めの道に面した3店目【カオ・ソーイ・ラムドゥアン】に着く。ここは一歩中に入ると食堂という感じがしなかった。中は確かに広い。天井も高いしテーブル数も20くらいはある。だがなんか個人の家の中に迷い込んだような錯覚を覚えた。巨大なスペースの三和土(たたき)の中に招かれたようだ。入り口すぐ右横にある調理場も猥雑としているが広めのスペースで田舎の賄い場の雰囲気。客は2組4人しかおらず空いている。スタッフは家族でやってまーす、見たいな雰囲気で今まで行った店のどの感じとも違った。赤ちゃん抱いて注文取りに来るしさ。超ローカル色。メニュー見ると英語も書いてあり判りやすい。なんと言ってもカオ・ソーイ、あとは本に載っていたカオ・モック・ガイを注文(カオ・ソーイ→中の肉は牛・豚・鳥、全て選べる)。店内には壁にいろいろな写真が飾ってあった。国王や王朝のみならずおそらくは家族や一族の写真なんだろうか、かなり多数あった。

料理到着。ここのカオ・ソーイはこの本以外にもいくつかのガイドブックで絶賛・紹介されていた。まずはスープを軽く一口。・・・やられた。もうこのあとの極上のひとときは約束された。コクがありそれでいてしつこくなく、うんマい。カレーとココナツがミックスされケンカすることなく実に上手く溶け合っている。なんだこれ。付け合せのライムをひと絞りして加えると味が劇的に変化するが、これもまた目が覚めるほどウマイ!口直しの玉ねぎや高菜も挿みながら、食べるたびに出てくるのは至福のため息ばかり。単純にうまいと思わせると同時に、付け合せも含めたこの料理最終完成形へのプロセスへ感心するばかり。作者2杯はイケますか。わかりますとも。やはり住むしかねえよなあ・・・。

カオ・モック・ガイ、忘れるとこだった。かなり高レベルの一品である事は間違いないウマさ。だがあまりにもカオ・ソーイが強烈にウマすぎたため正直かすんでしまう。あともっとオレの腹が減っていたなら感じ方もまた違っていただろう。やはりこの本のハシゴはせっかくの本来の味を知ることができなくなる危険性大である。再来店大希望。

店を出てから始まりかけたナイトバザールに向かう。バンコクを思い出す多種民族&混み具合。お土産も買わなきゃいけない使命もあり十二分に探索し、トゥクに戻った。すでに日が暮れてきた。今日は1日中天気が良かったこと、神に感謝。帰りも夜行列車、チェンマイ発20:30である(チェンマイ着と同時に駅で切符買ってあった)。まだ時間はある。【ター・ナム】に行ってみてえなあ。グラサンに告げたら知ってるよと言われ向かうが、明らかに向かった方角が違うような・・・。そしたら駅前のセブンイレブン前に屯しているトゥクの仲間らしきところで止まり、道聞いてんじゃん。ひたすらピン川沿いの道を南下、突如煌びやかな灯りが目に入ってきてここか!と思ったらシェラトンだった・・・違った。

つづく↓
Posted by 優佳良織オヤジ at 2006年07月10日 15:38
さらに進んでいくと薄暗い中に仄かな照明が浮かび上がる木々に囲まれた建物の前でトゥクが止まった【ここだよ】。本日および今回最後の訪店、ター・ナムである。歩を進めていくと・・・なんだここは。映画のセットかよ!周りの木々と同化した古びた建物は、数少なくはあるが効果的に配された照明に照らされ、そのシルエットが圧倒的な存在感を誇っていた。それはあまりにも幻想的で妖精かトトロでも出てきそうである。昼間来ても良いんだろうが、日がすっかり暮れたこの時間にきてよかったと思った。はあ〜・・・しばし店の前で佇んでしまった。するとマダムかオーナーか知らんがエレガントで貫禄のある女性が英語で声をかけてきた。【ようこそ。ディナーでらっしゃいますか?】【イ・イエース・・・】ナーン・マナーオだけ頂いて帰ろうかと思っていたのに、いつのまにか2F席に案内されてしまった。

やはり人気店らしく家族連れが多く席を占めていた。一人なんてオレだけじゃん、浮いてんなあ・・・【バカヤロ、周りなんか気にすんな、贅沢な時間過ごしてる幸せ、素直に感じてりゃいいんだよ】と自分に言い聞かせ、落ち着いて景色を見ることができた。開放感抜群の席からは照明が最小限に抑えられているため、こんな時間でも川面の灯影がこの上なく美しい。自然と同化してるというか人工的でない、こんな雰囲気のいいとこ初めて来たかも。チェンマイ最後の食事は【ゲーン・ハンレー】【ラープ・ムー・クゥア】【ナーン・マナーオ】と注文。すみません正直に言いましょう、美味かったんだけどおなかが一杯過ぎてとても味わえず、味覚査定機能が働かなかったです。だけどナーン・マナーオだけはここが最高との作者の言葉通り、オレもペット・ドイ・ガーンで飲んだものよりはこちらのほうが好きだな。甘さが丁度いい(ペット・ドイ・ガーンのほうが甘かった)のと、グラスの形と氷の量までこちらのほうがベターに感じた。

列車に乗り遅れてしまわないよう、和み過ぎないよう惜しみつつも店を後にする。無事駅前へ到着。グラサンに今日一日の礼を言い約束の300B+チップで50B渡した。チップは渡すつもりは無かったが、オレの拙い英語を一生懸命理解しようとしてくれた礼と、もしかしたら今回奇跡的に壊れず最後までもったボロトゥクへの感謝の念である。グラサンはとても喜んでくれた。今度もしまた出会ったらニューマシンになってると良いなあ・・・。がっちりと握手をして別れ初チェンマイを後にしました。



身勝手で拙文による私的レビュー、今回こちらのHPに出会い、今回の自らの記録として掲載させて頂いたこと、改めて感謝致します。管理人タイフリーク様も他の方もこの本のお店(に限らず)のレビュー、行かれた際はぜひ聞かせてほしいですね。

> まずは、ペットドイガーンですね。

ビアチャーンの看板が無かったら私、場所に気づきませんでした。
辛いのが大丈夫であれば【トム・セーップ】、そして【ヤム・サーモンプライ】は絶対にお試しされることをオススメします。
私が入荷無く食せなかった蜂の幼虫【トォー・トーッド】にご縁がありましたらぜひレビューしてください!


> 「チェンマイ満腹食堂」の中の21店舗中、4店舗は、すでに馴染みがあります。

ほんと羨ましいです!この本掲載店以外にも美味しい所はたくさんあるのでしょうネ。っていうか、作者、この本のパート2出してくれないかなあ?

> チェンマイ移住をほのめかされておりましたが、すこぶる嬉しい発言です。

チェンマイへ着く間際に見た車窓からの郊外の風景が忘れられません。やや赤めの土が印象的な土地に畑がありました。引水が決して楽ではないであろうと思われる水田がありました。素朴で叙情的な、日本とは全く違う時間が流れているように感じました。

今回は私事ですが勤め人の限界を感じ、18年勤めた会社を辞めての旅となりました。それなりに重責を担う地位になると誰でも会社の為に身や時間を削り、いつの間にか抜け出せなくなり、たまの休暇も楽しめない人が多いのではないかなあ。作者あとがき【プリミティブに生きる】は今の自分、ホントを同感なんですよね。

全く違う異国の地で、今までの生活とはまるで違う流れに身を乗せるのは口で簡単に言うほど楽なものではないでしょうし、信じられないほどのパワーを消費し、辛い現実が待っているものとも思います。ですが何者にも甘えず依存することなく、自分の行動に自分で責任が取ることができれば・・・あとはあまり深く考えず、楽天家パワー全開で移住します!

今タイ移住本読んでいます。管理人様には先住の先輩としてご助言頂ければ嬉しく思います。ではまた。ありがとうございました!
Posted by 優佳良織オヤジ at 2006年07月10日 15:38
優佳良織オヤジ 様

貴殿のチェンマイに対するパワフルかつ熱い想いを、
十分にこの胸に受け止めました。

このすんごいまでのエネルギーに満ちた、
貴殿のメッセージを、
別のコミュで、引用させて頂きましても、
宜しいでしょうか?

こんな一部のコメント欄のところに眠らせておくには、
あまりにも勿体無いです。

いろいろな人に、貴殿の想い(ひいては、ワスの想いです)、、、

それがチェンマイに対するものであっても、
またチェンマイの食に対するものであっても、
さらには、永田玄著の「チェンマイ満腹食堂」に、
捧げられるものであっても、

その熱い想いを共有しているものと信じたいです。

どうも、こういう形でしか、コンタクトを取れないのは、
非常にもどかしくもあり、じれったい気もします。

以前、入会希望者のために、
ワスの個人的なメールアドレスを、
トップページのプロフィールに表記しております。
もし、お差支えなければ、
是非、そちらの方にコンタクト頂けましたら有難いです。

また、その永田玄氏が、今、チェンマイに滞在中という情報も得ました。

もし、できれば、永田氏に直接お会いして、
ご挨拶と共に、感謝の気持ちを伝えたいです。

いずれにしましても、優佳良織オヤジ殿、

ワス宛てに、一報、ご連絡頂けませんでしょうか?

何卒どうぞよろしくお願い致します。
Posted by タイフリーク at 2006年07月11日 01:25
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