2006年04月17日

それぞれの疾風怒涛のソンクラーンが終わる



16日夜半、チェンマイは突然の土砂降り落雷に遭遇した。

それは、あたかもタイ正月の宴のフィナーレのようだった。

今年のソンクラーンは公私共に忙しかった。
前後関係がわからないほどに日々緊迫していた。

その合間を縫って、記事の前倒しをしていて正解だった。
(そうじゃなきゃ、まとめて2日も3日分もと書けやしない。)

三日酔い五日酔い(こんな言葉はないけれど)も何のその、
とりあえず、生きて17日を、また新しい年の始まりを、
迎えられるということに喜びを感じている。(そんな大げさな)

巷では、17日も振り替え休日で、
一部の公共機関や店等もお休みのようではある。

しかし、いずれにしても、17日はワスのラッキーナンバー、
気持ちも新たに生活をやり直したい。(17の件はこちら

自分の我が儘から変則的にランプーンを行き来し、
16日は、娘の急用のためチェンマイの我が家へ舞い戻った。

娘の授業料のために突発的にお金が要りようになり、
日本円をバーツに両替するべく、ナイトバザール近辺を徘徊した。
が、さすがにどこも開いてない。

ようやく一つ、某銀行の窓口を見つけて事なきを得た。
しかし、その両替率に唖然とびっくり。

ずっと以前、1万円あたり、4000B近くまであり、
それが3700Bを下り、3500B前後を推移していたが、
この日は、何と、3166Bで、3200Bをさえ割り込む。

ものすごい損失感を拭いきれないが、選択の余地なし。
なけなしの数万円をタイバーツに両替する。

自宅に戻る途中、ターペー門とチェンマイ門の角を過ぎたが、
最後のソンクラーンを名残り惜しむかのように、
それでも、水掛け肉弾戦は佳境を極めていた。

堀1
まさに宴たけなわ

堀2
この直後、水バケツを食らい、危うくカメラが、、、

「純情きらり」の物語の続きじゃないけれど、
我が家でも何かとうまくいかないままため息ばかりついて出る。

前日、娘の受験したY中高学校から家人の携帯に電話があり、
急遽、この日、学校側からの召集令状がかかっていたのだ。




以前、娘の中学校受験に触れたことがある。
結論から書けば、本命のY中高学校は見事に玉砕した。

ただ、そのY校は、例年500人ほど受け入れる、
地元公立の男女共学の有名マンモス校であるが、
今年に限って、100人ぐらいしか合格していない。

その後、当のY校で、50人ぐらいの抽選合格を巡って、
何とかその幸運を得ようと、何十倍もの児童が殺到した。
うちも例外ではないが、そりゃー当たらんわナー。

噂では、公立校のY校は校舎建設のため、資金を必要とし、
それを受験生の父兄から取り込もうと画策しているらしい。

成績に従って、この子は3万バーツ、この子は5万バーツと、
色眼鏡で検討されているということだ。

それを聞いて実に胸糞が悪くなった。
タイの慣習的体質として、袖の下は往々に存在していたが、
よりによって、いたいけな子供たちを弄ぶこともないだろう。

事前に小学校の先生からも
うちの娘は合格間違いなしと太鼓判を押されていただけに、
娘も相当ショックを受け、落ち着かない日々が続いていた。

そして、これも結果論になるが、ただ唯一、
有名な難関私立女子校であるR校を受験して合格していたが、
本命のY校を期待し、R校の受験手続をしていなかった。

そういうことで、この1ヶ月ばかりは、
いろいろコネを当たり、悔しいけれど、娘のことを案じ、
Y校の残りの枠に入れてもらえるよう動き回った。

そして、ソンクラーンの真っ最中、ランプーンにいる家人に、
そのY校の先生からの連絡があり、俄然色めきたった。

念のため、事前に最低限のお金だけは準備することにした。
それを超えるようなことがあれば、残念ながら致し方ない。

結果は、晴れてY校に入れてもらえることになった。
親バカではあるが、さすがに嬉しかった。

家人の伝によると、最終的に学校側から通達のあった、
生徒の父兄は500人にも上ったということだ。

その中から、約100人の枠に向かって、
侃々諤々の議論があったらしい。

中には、10万バーツ寄付するから入れてくれ、
と泣いて頼んだ父兄もあったという。

娘は、幸運にも成績順の優先権があり、
一番少ない寄付金という形で済むには済んだが、
その費用も決して安くない。

しかし、長い目で見れば、本命の公立校であるにも拘わらず、
授業料がバカ安で、1学期当たり3〜5千バーツに過ぎない。

Y校の学費というのは、(有名)私立校の3〜5分の1、
インターナショナルスクールに至っては、
実に20分の1の安さである。

とりあえず、娘のこれからの6年間は確保された。
慌しいが、18日からプレスクールが始まるという。
間一髪滑り込みセーフ。

娘には、「純情きらり」の桜子のように、
ピアノの才能も何もないし、何の取り得もない。

でもやっと中学校に上がるばかりで、
これからの無限の可能性がある。
その可能性を引き出して上げられる親でありたい。

追記:地元クワンウイアンに戻れば、
子供たちがまだ体中を水浸しにしてはしゃいでいた。

地元1
何とも、無邪気なエンドレスの水掛け

地元2
ヤケクソで子供たちに混じって全身水浴び

夕刻まだまだ日差しが強く、最後に全身を水で洗い清められ、
あらゆる憂さが晴れたような穏やかな気持ちになれた。

こうして今年の疾風怒涛のソンクラーンもようやく終わった。

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