2006年04月01日

<沁みるタイ語><2>「成せば、成る!」



今日は、日本ではエイプリル=フールだけれども、
ここタイでは、まだまだ一般的ではない。

タイでは、3月29日の夕刻、2ヶ月ぶりの俄(にわか)雨
さらに30日は夜半にかけて、けっこう本降りとなり、
昨日は、空気が洗われたように、ほんのり涼しくなりました。

そして、今日、つい今しがた、
NHKの朝の連続ドラマ「風のハルカ」最終回を見終わりました。
<沁みましたーーーー>

昨年、暮れからNHKを接続し直したところ、
途中、大相撲が2場所、NHK大河ドラマ「功名が辻」
そしてこの「風のハルカ」に執着して、
NHKを切れずにおりましたが、「風のハルカ」良かったなあ。

調べてみてびっくり、、、。
主人公のハルカ役、村川絵梨さんてまだ18歳のうら若き乙女。
何て、何て、チャーミングなんでしょう!!!

最初は、全然美人でも何ともないと思っていたのだが、
だんだん感情移入してきて、舞台となった湯布院と併せて、
最高に魅力あるキャラクター&ドラマに仕上がっておりました。

また、登場人物の一人一人にあたたかい視線が行き届いており、
やはり、脚本がすばらしいのでしょうね、、、。

実際、主人公ハルカさんの全編を通しての喜怒哀楽に、
どれだけ、やきもきしてドラマに惹きつけられたことか、、、。
彼女が困難にぶつかる度に、真正面から、ポジティブに、
取り組んでいく姿に、どれだけ気持ちが鼓舞されたことか、、、。

ハルカ
村川絵梨様、素敵な感動をどうもありがとうございました

終わってしまったんですねー。ちょっぴり淋しいです。

次の「純情きらり」、さてどうしたものでしょうか?
これを区切りに、また、NHKを切るべきか?
ウーン、思案のしどころです。

さて、またまた前置きが長くなりましたが、
今日は、ハルカさんがドラマの中で何度もトライされていた、

 「成せば、成る!」    

という言葉、、、。

これをタイ語での言い回しに絡めて、
<沁みるタイ語>の第2弾にしたいと思います。



以前、こちらの某日系企業で、生産管理に携わっていたところ、
何とか、現場の生産意識を高めるために、
この「成せば、成る!」という標語を現場に定着させようとした。

ただ、この「成せば、成る!」という日本的精神論にあたる言葉が、
そのニュアンスが果たしてタイ人に理解できるのかどうか、
頭を悩ましておりましたところ、
ドンピシャのタイ語での言い回しがありました。

<クワームパヤヤーム ユー ティーナイ?、
クワームサムレット ユー ティーナン!>


少々解説しますと、、、

1.<クワーム>は、形容詞や精神的活動風の動詞の前に冠して、抽象名詞をつくる接頭語的な役割を果たす言葉。

2.<パヤヤーム>は、「努力する、励む」の意味で、<クワーム>と連結して、そのものズバリ「努力」という抽象名詞になる。

3.<ユー>は、「いる、ある」などの存在を表す動詞。

4.<ティーナイ>は、「どこ」を表す疑問詞。

5.<サムレット>は、「成功する」の意味で、上記2.と同様に<クワーム>と連結して、「成功」という抽象名詞になる。

6.<ティーナン>は、「そこ」で場所を示す指示詞。(ちなみに、「ここ」は、<ティーニー>、「あそこ」は、<ティーノーン>)

以上から、<クワームパヤヤーム ユー ティーナイ?、クワームサムレット ユー ティーナン!>を直訳しますと、

「努力は、どこにある? 成功は、そこにある」

つまり、

「(成功しようと)努力をすれば、成功に至る」 

→ 「成せば、成る」



この言い回しは受けましたねー。

当時、生産工程の第一工程の生産ラインの管理の中で、
現場にスローガンのごとく、この言葉をタイ語と日本語で掲示し、
歩留まり(投入数に対する仕上がり良品数の割合)89%が、
最終的には、98%まで上昇しましたから、効き目がありました。

その後、この言葉をお題目のごとく、ブツブツと唱えるうちに、
完全に身体に沁み付いて、タイ語での「座右の銘」になりました。

タイ人と話していて、何かのシチュエーションで、
「こんなの無理だよ、できないよー」などと相手がほざいたら、
間髪を入れずに、この決まり文句、
<クワームパヤヤーム ユー ティーナイ?、
クワームサムレット ユー ティーナン!>

を、発しますと、

そのタイ人は、間違いなく目を剥いて、
驚きとともに尊敬の眼差しで見つめられることでしょう。
(サラーと詰まらずに、素早く力強く言い切るのがコツ)

このタイ語の言い回しは、実に使い勝手があり、
また使えば使うほど、自分自身の精神高揚を補う効果もあります。

クワームパヤヤーム ユー ティーナイ?、
クワームサムレット ユー ティーナン!



「成せば、成る!」


是非、タイ人相手に使われてみて下さい。
受けること間違いなしです。

(今日は、エイプリル=フールですが、
決して、ウソじゃありませんよー!)


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