2010年05月06日

断食後、復活を模索して!?

「嗚呼、後33時間!?」などと、
その後、どこかで雲隠れをしていたごとく、
「嗚呼、3週間強」ぶりの日記です。

何だか、全く時間的概念がないまま、

メッチャ忙しかったような、
逆に完全に時間が止まっていたような、

それでいて、多くの人に逢っていたような、
多くの人とすれ違っていたような、、、

何ともヘンテコリンな気分です。

結果的には、、、
15日から16日に日付が変わるその刹那、、、
無事に!?・・・1週間断食を終えました。

正直、後から考えると、何と馬鹿な事を、、、
って、自己批判に走りたくなるのですが、
それなりに事に及んだ精神的理由付けはありました。

ただ、その間は、本当につらかった。。。

生きているように死んでいるのか、、、
死んでいるように生きているのか、、、

その虚ろな生と死の境界線上にいるかのごとく、
暫し、時空を突き抜けたような爽快感と裏腹に、
ほぼ全体を占めるネガティブな虚無感と虚脱感。。。

一方で、当初予期していた事とは別に、
副二次的に、思いがけない効用もありました。

自分なりの通常のベストの体重が65キロ程であるので、
断食を始める直前の自堕落な生活で体重はピークの74キロ。

最初の3日間で面白いように体重が落ちて、
最終的には、1週間断食で13キロ減の61キロ。。。
ベストよりもさらに4キロ減、、、

断食中は、不規則に不連続に襲う妙な圧迫感と恐怖感に苛まれ、
時間の経過が全く感じられず、異様なまでの空腹感の中、
ほとんど眠れもしないので、昼夜がわからない無重力のような状態、、、

その時に心を占めていたのは、無事に断食を終えたら、
<さ〜て、何を食べよう、あれをしよう、、、>
って、そんな他愛のない妄想ばかり、、、

寒いぐらいにエアコンを効かせた密室で、
映画を一体、何本、何十本観たかわからないけれど、
結局、目や頭を素通りするだけで、何にも心に残らないし響かない。。。

家人も子供たちも、実家のランプーンに一時帰省していて、
自宅には、ただ、独りきり・・・


断食後、一番大切なのは、復食。。。

厳密に事を進めるのであれば、
ほぼ水のような32分粥→16分粥→8分粥→4分粥→2分粥、、、
と順を追って、時間を割いて、内臓に負担をかけないようにしなきゃいけない。

<そんなことは、よくわかっている。。。>

スカス、、、

突然、脈絡もなく、妙な悪想念が浮かんだ。

残り、、、数時間で1週間断食達成というその瞬間に、、、
ふと、冷えたビールのイメージで、
すべての頭の中が占められてしまったのだ。

そうなると、体も心もビールを求めてやまない。。。
それは、まるで、究極の信仰のように、
この「苦しみのゴールの果て」は、「ビール」と同義語になっていた。

1週間も断食すれば、内臓は何物にも過敏に反応し、
胃腸はスッカリ生まれたての赤ん坊のようになっていて、
アルコールのような刺激物は、問題外で極めて危険である。

<嗚呼、それなのに、それなのに、、、>

ゴールまで残り一時間を切った辺りから、
一分一秒が、、、
一年一ヶ月に匹敵する時間の歩みの鈍さ。。。

その苦痛を紛らせるように、ただただ心の拠り所のように、

<ビール>

だけが、脳味噌を、心を、総て、占めてしまっていた。
それは、まるで、半狂乱に満ちた薬切れの末期症状のごとく、、、

ソステ、、、いよいよ、、、秒読み開始、、、
日付が15日から16日に変わった、、、

力が全く入らないのに、きっと目は欲望か何かで、
血走っていたのではないだろうか。。。

当初の大きな目的も、目標も、反省も何もかもが、
ただ一口のビールにすりかわっていた。


いけない、いけないとわかりながら、
まさに、自殺行為に等しいながら、、、
冷蔵庫の扉を開ける。。。

ギンギンに冷えたビールを、
ギンギンに冷えたグラスに注ぐ。。。

何か、宗教の儀式のように、口に湿らせる、、、




<ク・ソ・マ・ズ・イ・・・>


舌先が痺れるように、痛いように、
食道が焼けるように、胃壁が爛れるように、、、
ビールが不味くて不味くて仕方がない。。。

全然オイシクないのに、気持ち悪いのに、、、
スカス、何故か止まらない、やめられない、、、

一口から、一杯になり、
2杯、3杯とグラスを重ねていく。

滅びの美学にも似た自殺的末期的な陶酔感、、、

一滴、一滴が、乾いた細胞に沁み渡るがごとく、
歪んだ栄養分が、変則的に体に供給されるみたいに、、、
マズイはずのビールが、麻薬のように止まらない、、、

知らず知らずのうちに一本が空き、二本が空いて、
三本を空けたところで、意識をなくしていた。

あれほど眠れないでいたのに、
完全に意識が落ちて、脳味噌が溶けていた。

気づいたら、刺すような腹痛にやられ、
強烈な吐き気に襲われた。。。

水を大量に飲んで、
明け方の散歩に出かける、、、

朝陽が昇る、、、

ようやく我に返ったような面持ちになる。

16日、何事もなかったように、
ソンクラーン明け、、、
仕事に復帰、、、

それから、数日間、、、
何を食べても、何を飲んでも、
信じられないような食欲の嵐。。。

わかってはいたけれど、
3、4日で、7、8キロのリバウンド。。。

ただただ食べられるだけで、生きているだけで、
感謝の気持ちでいっぱいになる。

その後は、少しずつ、冷静になってきて、
時間と追いかけっこするように、
アッという間に、日付が過ぎた。

信じられないような極暑の中で、
日本のGWにあたる時期には、
当初から大事な日本からのお客さんに混じって、ゴルフ三昧。。。

アカンとわかっていながらも、
ビールが旨い、うまい、美味い・・・


振り返ってみれば、チェンマイでは、
3月途上から、ずっと、とんでもない暑さが続いている。

バンコクでは、新たなデモ騒動が混乱を極め、
全く、解決の糸口がつかないまま、
時間ばかりが過ぎていく。

ソステ、、、断食明けから3週間が過ぎた。

結局、何だったのだろう???

目の前に起こることが、どこか他人事みたいで、
突然、物凄く、過敏なまでに感動したり、
急激に無気力に、無機質になってみたり。。。

フッと蒸発するみたいに、仕事も家族も何もかも捨てて、
まさか、突然どこかへ放浪の旅になどは出られないけれど、

この3週間は、まるで現実逃避のように、
心はここにあらず、別の時空間を彷徨いながら、
ようやく少しずつ、元に戻ってきた感じがする。

決して、修業が明けたわけではないけれど、
結局、何にも悟ったものもなく、

相変わらず、このチェンマイの暑さに辟易しながら、
時間だけが過ぎていく。。。

少しはセンチメンタルに感傷に浸りたいけれど、
それを拒否されるごとく、
ただただ暑い、クソ暑い・・・

<この暑さは、一体、何なのだ、、、>

嗚呼、、、復活までは、ほど遠く。。。
もう、あんな苦しみの繰り返しはコリゴリのはずなのに、
それでも何故か、また、何かを断ちたい衝動に駆られ、、、


<断食(酒)に走りたくなってきた。。。>


いや、ヤッパリ、ムチャはやめておこう・・・

<アカン、だいぶん、体調が復活してきたと思いつつ、
暑さの中で、どこか、考えが偏狭してきています。
まだまだ、道は、遠く、険しく、いとおしく・・・>
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