2010年01月11日

「アバター」@「こどもの日」


年明け早々、心痛なことがあり、
それが気懸かりで、落ち着かない日々が続いていました。

1月9日、、、土曜日、、、
タイでは国をあげて賑やかな「こどもの日」

新規工場移転の準備の傍ら、
番頭さんの大カンさんがこどもたちをかまってあげたら、、、
とその声に励まされ、促されるように、、、

前々から子供たちにせがまれては延び延びになっていた、、、
今、封切りの「アバター」を鑑賞するべく、夕刻、、、
エアポートプラザではなく、センタン(セントラルデパート)に向かった。

午後4時に着くものの、、、
映画は3時の次は6時の上映予定。。。
まだ、2時間以上も、間があります。

そこで、初めての試みであるが、
娘と息子に交じって、同じセンタンにある、
タイのカラオケボックスに入る。

ワスはここ2、3年ばかりタイポップスのミュージックシーンに、
非常に疎くなってきてはいるが、、、

子供たちは大はしゃぎで、
最近の歌を感心するぐらいにまあよく知っていて、
あれやこれやと連続して選曲しては入れている。

告白すれば、、、
高一の娘と小六の息子が大声を張り上げて歌うのを初めて聴いた。

なかなかこういう時間って、これまで全くなくて、
不思議なぐらいに、ワス自身の気分も癒された。

ご丁寧にも点数まで出るが、二人とも70点台で、80点まで届かない。
ここは、親父の貫禄で3曲ばかりブチかましましたところ、
86、83、89点と、自慢めきますが、ちょっと面目を保ちました。

20曲ほど、子供たちが続けざまに喉も嗄れんばかりに歌い切った折、
急いで、4Fの映画館に足を運びます。

キャメロン監督が前回の「タイタニック」以来、満を持して臨んだ、
すべての興行成績を塗り替えようかという勢いの「アバター」、、、
3時間にも及ぼうかという大作、、、

正直、最初は、あまり期待はしていなかったんです、、、
「タイタニック」が映画至上ブッチギリの最大最高の興行を挙げ、
どうしても二番煎じのような気がして、、、

全編タイ語吹き替えになっておりましたが、
全く、時間の冗漫さを感じずに、最後までイッキに、
切ないぐらいに心を惹き付けて離しませんでした。

どのように言葉を繋いで感想を述べればいいのか、、、
ただただ、映画もここまで進化してしまったのか、、、
という大きな感慨にさえ耽っています。

昔、「ET」や、あるいは最近では、
「The TerminatorU」や「THE MATRIX RELOADED」を、
初めて観た時に似た熱い衝撃が走りました。

間違いなく、映画史上で一つの分岐点になる、
独自の世界を有する貴重な映画として刻まれるでありましょう。

単なるCGを駆使したSFとしての側面だけではなく、
ストーリー的にも現代を生きる人間に大きな警鐘を鳴らしている。

物語の舞台である、衛星パンドラは、そのものズバリ、
自然破壊や温暖化で塗炭の苦しみに喘いでいる今の地球そのものの鏡写しであり、

人間の取るべき行動の愚かさや無情さを、
対比すべくこのうえないまでの美しい映像で語りかけてくる。

また、観ようによっては、
壮大なグローバルなまでの愛のテーマをも醸し出している。

キャメロン監督が創造した独自の設定や動物やそれに相対する機械との妙が、
常に交錯しながら、自然と生き物の共存をも訴えかけてきています。

物語前半で、ナヴィ族の聖なる樹が炎上し、
無残にも倒れてくる様を、目の当たりにした時、、、

誰もが、人類の愚かな行動を自覚し、
切ないまでの憐憫の情が湧き起ってくるに相違ありません。

映画上では、植物学者を演じるあのエイリアンでお馴染みの、
シガニー=ウィーパーが何ともスパイスの効いたいい味を出している。

主人公の半身不随のジェイクが最後に迫られた決断も、、、
その彼女の状況をきちんと描くことで伏線が敷かれてあり、

観る者をして、ジェイクの取った行動を自然に受け入れられる下地になり、
とても納得させられる形で切れ味鋭い余韻を漂わせる。


映画が終わって、、、
暫く、その場を動くことができませんでした。

ただ、その時、ふと胸をよぎったのは、
こうした映画は商業的には大成功を収めるでしょうが、
きっと賛否両論があるんだろうなあ、、、って思いました。

それだけ、映画が映画を超えて、ずっと先の先にに行ってしまった感があり、
こうした映画には、必ず、ヤッカミや反論、嫌悪感を抱く方も少なくないからです。

先の「ET」等を初めて観た時の純粋な感動や衝撃がいつしか風化していき、
この「アバター」それ自体も、ワスの評価上でも、
数ある映画の中の「ワンノブゼム」になっていくのかもしれません。

ただ、今のこの感動をずっと、素直に、
心の内面に刻んでおきたいです。

こうした素晴らしい映画を観る時、
映画へのさらなる可能性や未知なる新たな感動を呼び覚ましてくれる期待に、
大きく胸を膨らませます。



映画が終わって、某日本食屋さんで、日本料理を口にしながら、
二人の子供に、「アバター」に対する率直な感想を聞いたところ、、、

二人共、うまく言葉では表現できないけれど、
目を輝かせながら、強く感動を投げかけてきました。

ワス自身も、今は、
この感動の度合いをうまく言葉にできないでいます。

ただ、この「アバター」それ自体が、
世界の映画史上、独特の地位を築き、
一つの金字塔を打ち立てたのは疑いありません。

この映画の翌日、、、ある人からようやく待望の連絡があり、
先の気懸かりはスッカリ安堵に変わりました。

心のどこかで、この気懸かりがずっと引っ掛かって、
映画に100%集中できない面があったからです。

もう一度、、、今度は一人で、
腰を据えて、映画館へ、、、
「アバター」を観に行きたいと心から念じました。

<そうこうするうちに終わっちゃいますでしょうか???>



嗚呼、、、映画って、本当にいいですね・・・


この記事へのコメント
拝見させていただきました。
応援ポチポチ!
Posted by アシュトン at 2010年01月15日 20:51
☆アシュトン様、、、
いつもありがとうございます!
Posted by タイフリーク at 2010年01月16日 19:22
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