2016年09月25日

<拾う勇気、捨てる勇気>



広島市に来て、
所在地の広島西区の区役所で転入届けをする。

日本の住民票を抜いたのが、
最後に住んでいた東京都のどこだったか、

かなり転々としていたので定かでないが、
もう30年ほど前になる。

広島西区の区役所の事務員の方がまた懇切丁寧で、
こちらのちょっと特殊なケースでも、
誠心誠意、辛抱強く対応して頂いて、感動しました。

その後、日本の運転免許証も、
それこそ住んでもいない架空の住所のままでずっと継続更新し、
ずっと危ない綱渡りをしていたところ、

地元の大きな警察署で簡単に住所変更を裏書してもらい、
やっと日本人のアイデンティティーを得たような気がした。

また、西区の区役所から、
国外に居る時からニュースでも気になっていた
マイナンバーなる数字も、とりあえず頂いた。

何か、これまで意図的に目を伏せていた、
やらなければいけない事務的な手続きを、
可能な限り、すすめていく。

横川駅最寄の広島銀行横川支店で、新規に銀行口座を開き、
クレジットカードもどういうわけか、無事に発行してもらえそうで、
また、外国送金のためのインターネット登録というのもした。

何だか、こういうまどろっこしいことは、やりたくないことながら、
どうしても避けられないことで、必要な手続きである。

また、西区の図書館では、即座に登録し、
主に毎週日曜日、欠かさず、借り、返しの繰り返し。
規則的にマイブームの上位を維持している。

7冊ぐらいのまとめ借りで2週間の猶予があるけど、
ちょうど1週間ごとに返却できるように日曜日が都合がいい。

仕事場で、いつまで働けるかわからないながら、
いろいろな細かな条件は、もうおまかせだったけど、

唯一、できれば、厚生年金の支払いだけはご勘弁と、
やわらかく申し立てをしたところ、
何やら法律でどうしても支払う義務があるとの由。

<貴重な微小な給料から、月に何万円も差し引かれるのはたまらんなあ、、、
今後、全くの0から20年も30年も働けるはずがないのになあ、、、>

と心の声と葛藤しながら、
日本に居るのだから、
当然、日本人であることの義務は遂行しないといけません。

新しく何かを始めることは、
どこか草むらの中で、見えない庭の雑草を一つ一つ間引きながら拾っていくように、
エンドレスに続く辛抱強い作業の繰り返しなのかもしれない。

何が必要で、何が不必要なのか、行動しながらでしかわからず、
草を間引きながら、どういった緑が残っていくのか、
今の段階ではなかなかイメージができないで、試行錯誤に終始する。

ということで、マイブーム上位の今日の主役は、
巷で便利なリサイクルショップ。

時間さえあれば、流星号で横川近辺はパトロールしているのだけど、
非常に感銘したのが、近場に、
数多くのリサイクルショップが点在していることだ。

ダイソウで日常品のだいたいをカバーしながら、
そこで買えない必要な家庭用品は、
いいものを出来るだけ安く買いたいというのが本音。

横川駅から北に向かう大通りとワスのアパートに、
けっこう品揃えのいいショップが3軒

横川駅の裏手にも2軒ばかりあり、
ワスのアパートのひっそりした裏道の寂しげなところにも、
何と3軒見つけた。

何を買わなくても、そういうところを物色するのは、
大きな楽しみで、ついつい時間をかけて覗いてしまう。

そんな折、ワスにとって、とても大切な方から、
広島市内には、こういうリサイクルショップがあるよ、、、
と紹介してくれたのが、クロネコヤマトの店頭販売。

これがまた本当にビックリ、教えてもらった住所を調べてみると、
ワスのアパートのすぐ近くで、すぐ裏手の太田川を渡って、
河川敷を川に沿って北上していくこと自転車で7−8分。

白状すれば、そこで、買わずもがなも含めて、
ついつい衝動的に拾ってしまった。

その瞬間、いろいろと悩みながら、
最後、決断するのは、本当に必要かどうか、、、

先の雑草の話と同じで、実は役立たずなのかどうかわからないまま、
ついつい目先が見えなくなって、値段が安いからという理由だけで、
手にとって、拾ってしまう。

けっこう、いろいろな意味で、
拾うことは逆に大きな勇気が要る。

とまれ、同じリサイクルショップの中でも、
このクロネコヤマトのお店が非常に良心的で、

値段も安く、時に、エエエエエっとドンピシャ欲しいものが、
ただ同然の捨て値価格を見つけた時は、もう、まさに一期一会、、、

ワスに買われるためにここで出会ったのだと、
勝手に都合のいいように解釈して、拾ってしまう。

これもまた、別の意味で勇気が要る。

同様に、流星号でアチコチ出没しながら、
チラシや冊子など、無料のものをついつい、
文字通り、拾ってきてしまう。

タダほど高いものはない、、、とはよくいったもので、
後で、ゴミばかりがたまって、今度はそれが捨てられなくなる。

そこで、拾う勇気以上に、捨てる勇気も必要になってくる。

今、一番、心に求めていることは、
必要なものだけ最小限に留め、
後は、質素に、物を求めない。

と、頭ではわかっていても、
ついついリサイクルショップがあると、
条件反射的に覗いてしまうのは、ワスの哀しい性です。




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