2015年01月10日

日本への帽子初出荷@嗚呼、円安バーツ高




丸1年ぶりに、日本最大手の帽子老舗会社から直接受注を得て、
11月から2ヶ月かけて、
縫製に取り組んできた。

シルクオーガンジーとリネンの素材で、
全体の縫製自体もだけれど、コサージュの細工など、
非常にデリケートな縫製仕様になっている。

何とか、年末出荷に間に合わせるように試みたけれど、
資材調達の遅れや、人員的問題もあり、
年をまたいでしまった。

スカス、ようやく、出荷の運びとなった。


昨年は、ビジネス的に非常に厳しい選択を余儀なくされ、
今後、どういう形で仕事を続けていけるか、
現在、とても難しい岐路に立たされている。

この丹精込めて仕上げた製品も、
オーダーのやりとりの段階で出した見積もり以降、
突然の急激な円安!?

日本とのやりとりは、
すべて円建てになっているので、
まさかまさかの円凋落。

実際に、資材と工賃その他の経費に加え、
25%を乗せていて、
その分が単純な利潤になっている。

スカスのスカス、、、

当初の円−タイバーツ試算から、
25%強、円が安くなっていて、
その分、直接為替差損を被ることになった。

例えば、、、
100円の経費で仕上がったものを、
25%乗せて、125円で卸したする。

スカス、その125円の価値が、
受け取り時に、25%為替が下落すると、

実質的な受け取り額の貨幣価値は、
125−(125x0.25)=93.75円

となり、すでに原価すら大きく割っていることになる。

これは、取引額が大きければ大きいほど、
さらなる赤字分を計上することになる。

チェンモードという会社を立ち上げて以来、
日本との取引の中で、このような大きな円安で、
厳しい状況になったのは、過去3度ばかりあった。

ただ、こんなに急激に円が落ち込んで、
その後、全く回復してこないのは、
なかなか覚えがない。

確かに、このままの傾向が続くようだと、
現況の円相場に呼応して、
レーとの見直しを図らないといけないのであるが、

いかんせん、日本のマーケットは、
それでなくても、相当に冷え込んでいて、
これ以上の、割高分を求めるのは困難である。

逆に、
さらなるディスカウントを要求される傾向でさえある。

何とか、スタッフの作業工賃分にはなると思いながら、
製造しても製造しても、その分赤字ショートになるのであれば、
仕事としてのやりがいというものがなく、全く報われてこない。


また、日本を離れてチェンマイで、
主に年金で暮らしておられる、
ロングステイヤーの皆さんも、

直接、生活に関わる問題であるから、
この円安傾向を非常に嘆いておられる。

ただ、大手企業や輸出入関連企業など、
この円安で莫大な利益をあげているところも少なくない。

マクロの視点に立つと、どちらがいいというような単純な問題ではなく、
いかに、その条件で、その環境下で、最善の手立てで、
取り組んでいくかということになる。


>>>とにもかくにも、ようやく本当の意味で、
昨年来からの仕事納め。

今後、どのような形で日本と関わっていくのか、
もっとタイでの受注を増やしていけるのか、
あるいは、根本的に今の仕事を続けていけるのか、、、

まさに、正念場である。






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