2012年09月17日

「嗚呼、2013年1月『タイ日額最低賃金一律300B』へ!?」




9月に入り、雨季のさなか、
曇天の裂け目から、時折土砂降りの雨・・・

そこで、さらなる暗雲立ちこめるがごとく、
いきなりガツンとタイ経済のニュースが飛び込んできた。

さて、この4月に、ここチェンマイでも、
最低賃金法が180Bから251Bに大幅上昇したばかり。

さらなる追い討ちをかけるように、
2013年1月1日から、タイ全土において、
日額の最低賃金が一律300Bが正式に適用されることになった。

BKKなど一部7県では、すでに300B/人/日が実施されており、
とりあえず、来年1月からの上昇についても公示はあったけれど、
おそらく来年の4月、あるいはそれ以降にズレ込むと睨んでいた。

スカス、、、

いよいよ、現実として来てしまった。


この4月以降は、大幅な賃金アップで、
うちらのような弱小企業は、モロに煽りを受け、
完全に崖っぷちに追い込まれ、青色吐息。

それまでの20名のスタッフが40名強を数え、
人件費が大きく嵩み、

5月、6月、7月と何とか会社を維持してきつつ、
ようやく、8月に黒字化転換し始めたばかりで、
9月に入ると、満を持して、OT実施に踏み切る。

そうして、さらなる人員スタッフの急募で、
工場拡張あるいは移転を真剣に検討していた矢先、
僅か、3ヶ月後に、新たな大きな試練がやってくる。

改めて、、、
こちらチェンマイでの日額最低賃金の流れを整理してみると、

☆2005年1月→149B/日
★2005年8月→153B/日 :4Bup
☆2006年1月→155B/日 :2Bup
★2007年1月→159B/日 :4Bup
☆2008年6月→168B/日 :9Bup
★2010年1月→171B/日 :3Bup
☆2011年1月→180B/日 :9Bup

★2012年4月→251B/日 :71Bup
☆2013年1月→300B/日 :49Bup


ここ1〜2年の賃金の上昇率が突出している。

確かに、国民所得増には寄与するものの、
大企業はともかく、一部の中小企業では、
必ずや企業そのものの存続にかかわってくる。


と、と、と、、、

この4月時点同様、大きくネガティブ思考に陥りそうになりながら、
これまで数ヶ月、何とか乗り切ってきた経験から、
ドンと来いと逃げないでチャレンジしたい。


タイ産業界も大きな反対意見の声明を表しながら、
改めて、視点を変えて、
この逆境をさらなるチャンスに活かしていくのだ。

換言すれば、そのリスクも承知のうえで、
すでに、タイでの最低賃金法300Bが変えられないなら、
その現実をそのままシッカリと受け止めて、

現場での創意と工夫で生産効率をあげながら、
さらなる付加価値のある縫製品を仕上げ、
少しでも利益を生み出す企業に変貌していかねばならない。

覚悟で笑顔・・・

今回のことで人を切るのではなく、
スタッフを育成しながら、その過程で、
さらに人員を増やして、生産性をあげていく。

待ったなし・・・

4月時の大混乱の二の舞を踏まないように、
この3ヶ月の間にきちんと精査準備して、
来年のあるべき方向性に備えたい。

笑顔で頑張るのみ・・・

嗚呼、、、
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