2012年01月14日

「嗚呼、『ぐじゃぐじゃ生卵(かけご飯)』!?」


年が明けて、
最初の月の半分に至ろうとしている。
時間の流れるのが本当に早い。。。



これまで、円高傾向が続き、依然、対米ドルも80円を切り、
対ユーロも100円を割る中、
対バーツにおいても顕著な円の割増し感が出てきている。


ここ1週間ぐらいで、空港の円バーツの両替レートにおいても、
唐突ではあるが、如実に、、、
1万円→4000バーツ強を表示している動向。


そこで、チェンマイで一番レートが良いとされる、
通称蜂蜜屋さんやSKでも、日々、若干の増減はありながら、
対1万円が、4150Bの高みで推移してきている。


週末に入り、少し落ち着きをみせているが、
モスカスルト、週明けには、
瞬時に4200Bに届くだろうか???


嗚呼、、、


とため息をつきつつ、
個人的には、
円を全く持っていない自分には関係ないけれど、、、

仕事で日本との出荷に絡んで、支払いが円建てであるので、
これについては、大きな為替差益を生じることになる。


嗚呼、、、嗚呼、、、




さて、全く関係のない前フリはこのぐらいで、、、


先に、ラーメンやおにぎりの話を書き、
迂闊にも、無性に恋しくなって、
ここ数日、外やうちでも、こればかり食している。


とりわけ、特大おにぎりをパクつきつつも、
最大級の幸福感に浸りながら、
ワス自身、つくづくご飯が好きなんだと噛み締めている。


そこで、よくよく考えてみると、
ご飯の美味しさを最大限に引き出してくれるのは、
塩なんだろうなあ。。。


熱々のご飯の上に、親指と人差し指で岩塩を摘み、
パラパラと満遍なく、
白い粒子に塗すように振りかける。


おかずはなくても、シンプルにこれだけで、
腸(はらわた)に沁み入る美味さを味わえる。



家人は、毎朝、毎晩、市場に行っては食材を仕入れ、
たくさんの手の込んだオカズをこしらえてくれるけれど、
それはそれで、最大限の感謝と共に、最高に美味しいのだけれど、、、


時折、ご飯の生(き)のままの美味さを味わいたくて、
塩とか、醤油とか、マヨネーズとかだけのみで、
無性に食べたくなり、ご飯を何膳もおかわりすることになる。


ところで、今、チェンマイでも、各種食品の値上がりも顕著で、
米や豚肉や鶏卵など、生活に密着する食材などは、
その高騰ぶりが目を瞠るばかりだ。

特に、家人は、
最近卵が高くなったとボヤキながら、
暫く、卵を切らしていた。


すると、まるでそのタイミングを待っていたかのように、
会社のDさんから差し入れがあり、
LLサイズ(70g強)特大の卵30個を頂戴した。

市場で普通に流通している卵ではなく、
特別なルートで入手された有精卵で、
中身がズッシリと詰まっている感がある。


P1030827.JPG




まずは、迷うことなく、
大好きな大好きな卵かけご飯。


特大の卵を割って、愛情を込めて、
ぐじゃぐじゃにグジャグジャにかき混ぜ、

味の素をほんの少々、塩を小ぶりにまぶし、
砂糖をほんのほんの気持ち振りかけ、
日本の醤油ではなく、タイのナムプラーをドボっと入れる。


ソステ、またまた愛情を込めて、
ぐじゃぐじゃにグジャグジャにかき混ぜ、
その宇宙の誕生のような神秘の泡模様に暫し見惚れる。


おもむろに、、、
熱々のご飯の中央に、箸で少し空洞を掘り起こし、
3分の1のぐじゃぐじゃ卵をやさしく注ぎ入れる。


その掘り込んだ中央のご飯の壁と卵の接点から、
次第に、溶岩に染み入る沸々のマグマのように、
湯気と共に、卵の仄かな香りが鼻をついてくる。


そこからは、もう、我慢できなくなって、
一気呵成に、ぐじゃぐじゃ卵をご飯と共に、
咀嚼も忘れるほどに、喉に流し込む。。。


<嗚呼、このうえなない幸せだなあ〜!!!>


その後、微妙に、塩もご飯の外壁にまぶしながら、
ソステ、一つの生卵で、
1膳、2膳、3膳と平らげる。


家人は、狂気に近い恍惚としたワスの表情を、
奇人を覗くように、呆れて観ている。


家人も子供たちも、日本人であるワスの食習慣から、
それまで食べれなかった刺身等は、口につけるようになったけれど、
この生卵だけは、どうしても気持ち悪がって、敬遠。


また、ワス自身が、この卵かけご飯を、
どんなに慈しんで、幸福そうに食しているのを観るにつけ、
家人などは、時間をかけて手料理をするのがバカらしくなるようだ。



スカス、、、ソレニステモ、、、
このぐじゃぐじゃ卵かけご飯は、
何故なんだろう!?奇跡的に、紛うことなく美味い。


これを食べたいがために、
夕刻、仕事が終わって、
一直線にうちに帰りたくなるほどだ。


俄然、体調もよくなってきた。


少しアルコールも控えて、
今日もまっすぐうちに帰って、
ぐじゃぐじゃ(卵)に沁みよう。。。



<本当に、バカで平和な男です・・・>


嗚呼・・・

2012年01月11日

「嗚呼、『かもめ食堂』!?」





年が明けて、いつの間にか、
すでに最初の月の3分の1強が過ぎた。



年末年始の無理がたたってか、
5日過ぎに、強烈な立ちくらみの後、
ガクンと息絶えるようなショックでダウン。


7日、発熱と咳に悩まされ、
年明けで初めて、ちゃんと横になるような按配。


8日、日曜日。。。完全休養日とする。
意識が朦朧とする中で、ジッとしていればいいのに、
ついつい、いつもの条件反射で、映画鑑賞。


何気に「ラーメンガール」という、
以前から気になっている映画をガブリツキ。

主役の他に脇を固める芸達者な日本人俳優、、、
西田敏行さん、石橋蓮司さん、山崎努さん、、、
ソステ、余貴美子さんの演技に見惚れながら、

アメリカ人美女アビーが、
ラーメン修業に励むストーリーを追いかけつつも、
無性に、美味いラーメンが食べたくなってしまう。



ソステ、それが呼び水になって、
もう一つ、連続して、
「かもめ食堂」という邦画に魅入ってしまった。


場所は、フィンランドの都市ヘルシンキ


とある小さな日本の食堂の名前が、
タイトルの「かもめ食堂」である。


何とも奇妙な不思議な映画だった。


主人公のサチエがどういう経緯で、
日本とはほとんど縁のない北欧フィンランドの地において、
日本食堂のお店を出すに至ったか、全く語られない。

<スカモ、流暢に、フィンランド語を操る???>


そこで、素性も生い立ちも年齢も全く違う、
3人のそれぞれ訳あり!?の妙齢の日本人のご婦人たちが、
異国で交錯する何とも人間味あふれるストーリー。。。


小林聡美さん演じるサチエさんに、
その風変わりなお店の最初!?のお客さんが、
日本人かぶれしたオタクっぽい青年。


彼がガッチャマン(嗚呼、懐かしい)の歌詞を教えてくれということで、
人のいい店主サチエは、ずっとその考えに耽っている。
(ワスだって、一番は、全部ソラで覚えてるよ!!!)


そんなサチエさんが、本屋さんっぽい所で、
ちょっと特異なキャラ片桐はいりさん演じる、
日本人観光客ミドリさんと遭遇。


いきなり初対面で「ガッチャマン」の歌詞を教えて、、、
って、迫るところもかなり強引だけど、
それを、スラスラ答えるミドリさんにも笑える。


そのいかにも生真面目でイカツイ風貌のミドリさん自身も、
世界地図を広げて、エイヤっと指さし、その挙句に、
何の理由もなく、フィンランドにやってきたというのがまたスゴイ。


もう一人のもたいまさこさん演じる同マサコさんは、
長年、両親の看護に身も心も疲弊して、
これまたひょんなことからフィンランドにやってくる。


飛行場で荷物が出てこないで、
あてもなく彷徨いながら、「かもめ食堂」にやってくるのも、
不思議なえにしの絡み合いだろう。

絶対に、ありえないと思えるストーリー展開ながら、
人生、何がどうなって、どう絡まっていくのか、サッパリわからないところで、
やはり、こんな奇想天外な結びつきは、逆にホノボノしてくる。


3人の個性がバラバラのようで、
逆にそれぞれが大事なパートナーみたいに、
妙にシックリと沁みてくるのだ。


嗚呼。。。


ムーミンを生んだお国柄よろしく、
まるで、どこかメルヘンチックに大人の童話みたい。


ここで、日本のソウルフードということで、
おにぎりが出てくる。


梅、シャケ、おかか、、、
日本の定番の3種のおにぎりが、
どこかユーモラスに彩りを添える。


おにぎりと云えば、
いつも心を揺さぶられる、
ワスの一番のお気に入りの献立。


細胞の粒々が繋がったような真っ白いごはんに、
仄かなお塩で味付けし、黒いパリパリの海苔を巻く。

あんなにシンプルなのに、
まるで神秘的な宇宙の理のように、
何て美味しいんでしょう。


ワスは、時に調子に乗ったり、嬉しくなると、
トコトン、おにぎりが食べたくなる。


こちらチェンマイでは、いとしのGDGDで、
ひとりで10数個も食べたりもする。
これがまた、最高に美味しい。

(GDGD開店当初は、今よりも、1個あたりの量がかなり大きくて、
何個食べても食べても、幸せな気分にさせてくれた。)


また同じくここチェンマイの地で、
「かもめ食堂」のイメージに近いのは、
ニマンヘミンのソイ3にある清潔で家庭的な「スマイリー」。。。


こちらの美人ママさんが遇してくれるシャケおにぎりは、
ほのぼのと昔懐かしいお袋さんの味で、もう格別に、一等美味しい。
(嗚呼、すぐにでも「スマイリー」に行きたくなってきた。。。)

<チェンマイもホント、いいところですよ>


閑話休題


「かもめ食堂」を鑑賞しながら、
ワス自身が、タイという異国の地に住んでいることをリマインドされ、
強烈な郷愁感に包まれてきた。


いつしか体の不調さえ忘れさせてくれる。


何気に映画を観ながら、
しぼんだ魂に楔を打たれ、
生きていく活力を与えてくれたようだ。


<よし、もう一度、頑張ろう!!!>


フラフラの体の中で、急激に、
おにぎり片手に、
熱々のラーメンをすすりたくなってきた。


嗚呼。。。

2012年01月03日

「謹賀新年&新(芯)年の一語」



謹賀新年


皆々様、、、

新年明けましておめでとうございます!!!


2011年も12月30日の仕事納め、
怒涛のチェンモード忘年会&新年会を経て、
新しい年が始まりました。


年末年始は、大事なお客様の出入りが続き、
結果はトホホですが、ゴルフ三昧。。。


また、追って、その模様をご報告させて頂きますが、
まずは、年頭にあたって、
自分なりの決意を表明したいです。


2011年は、日本で震災があり、タイでも未曾有の大洪水と、
1年を通して、何とも、心穏やかでない、
どこか重苦しい雰囲気に包まれていました。


漢検ホームページから抜粋しましたその年の日本を世相する
「過去の今年の(一言)漢字」は、
以下の通りです。


1995年「震」(阪神・淡路大震災やオウム事件などに“震えた”年)
1996年「食」(O-157事件や税金と福祉を「食いもの」にした汚職事件の多発)
1997年「倒」(山一證券などの大型倒産、強豪倒してサッカーW杯初出場)
1998年「毒」(和歌山カレー毒物混入事件や環境ホルモンなど“毒”が問題に)
1999年「末」(世紀末、「世も末」な事件の多発)
2000年「金」(シドニー五輪の金メダル、朝鮮半島の“金・金”首脳会談など)
2001年「戦」(米国同時多発テロの発生、世界的な不況との“戦い”)
2002年「帰」(北朝鮮から拉致被害者が帰国、リバイバルブームなど)
2003年「虎」(阪神優勝や「虎の尾をふむ」ようなイラク派遣問題など)
2004年「災」(台風や新潟中越地震、記録的な猛暑、凄惨な殺害事件の発生)
2005年「愛」(紀宮様ご成婚、愛・地球博の開催、各界のアイちゃん活躍)
2006年「命」(悠仁様のご誕生、いじめ自殺や飲酒事故など命の重み痛感)
2007年「偽」(食品偽装や政界・スポーツ選手まで“偽”が発覚)
2008年「変」(世界経済大変動、日米政治変化、生活環境の変化、気候変動など)
2009年「新」(新内閣発足、イチロー新記録、裁判員などの新制度、新型インフル)
2010年「暑」(夏の全国の平均気温が観測史上最高、チリ鉱山事故で暑い地中から生還)
2011年「絆」(震災により人と人家族の絆、なでしこJAPANのチームワーク)


いみじくも、2011年は、
「絆」という言葉がクローズアップされています。

「絆」は、糸ヘンに半と書いて、
まるで、細かい糸と糸を紡ぎながら、
あたかも人のえにしを繋げていく感があります。


自分自身もいろいろな方とのご縁を頂戴し、
人に助けられ、人に支えられて、
生きて、活かされていることを実感しています。


年そこで、「瞑想」の教えから、
非常に心に沁み入る

「恕」

という言葉を得、
これを自分自身の新しい年の「一期(語)一会」にしたいです。

「恕」には、大きく表裏一体の二つの意味があり、

*「自分の心をゆるやかにする」
*「他の人の心におもいやりをかける」

と相成ります。


人と人との絆を通して、
自分の心が広くゆるやかになれば余裕ができ、
他人を思い遣ることができ、、、

また、他人を思い遣ることによって、
自分の心も広くゆるやかになります。




ワス自身の仕事が縫製に関連していて、
再度、重ねて書かせて頂きますと、

縫製すなわち、
糸と糸を紡ぎながら、
人とのご縁に繋がっていきます。

そして、それが「絆」になっていきます。


人との不義理を恥じ、
必要以上にそのことに怯え、こだわることなく、
大事な人との「えにし」を、より強固にし、、、

「恕」の精神で、

仕事に邁進し、
相互に心が通い合う人間関係を大事にしたいです。




ということで、、、
ご挨拶の繰り返しになりますが、、、


皆々様、、、
本年もどうぞヨロシクお願い致します!!!


<さて、今年は、どんな年になりますでしょう。。。>



平成24年1月3日吉日

TF:廣山文美王拝