2007年09月01日

広島の母への国際電話!?


広島に年老いた母親が独りで住んでいる、、、

近くに、妹夫婦が居り、
ワス自身は、心を傷めながらも、、

成す術もないまま、
実の母親と非常に縁遠くなっていた、、、

母親とのコンタクトは、
正月と母親の誕生日に2回、
挨拶程度の電話をしているに過ぎない、、、

過日、娘キャンディーが主演した映画が、
「福岡国際映画祭」で上映されることが、
正式に決まった、、、

そのため、家族で、
日本に出発する方向で動いている、、、

スカス、何故か、ずっと、
真っ先に報告すべきその当の大好きな母親に、、、
肝心な事を全く連絡できずにいた、、、

この辺の心の葛藤や綾を、
うまく言葉で説明できない、、、

永年の間に培われた、一種の屈折した、、、
マザーコンプレックスの裏返しなのかもしれない、、、

いずれにしても、
たった一人の年老いた母親に対する、、、
これ以上の親不孝もない、、、

おそらくは、今回の件を、
人一倍喜んでくれるには違いない母親に、
意を決して、国際電話した、、、

夜、朝、朝、朝、、、

<繋がらない、、、???>

何故か、急に心配になってきた、、、

ソステ、今日、9月1日の未明、、、

四度目の正直!?で、電話したら、、、
ようやく、繋がった、、、

<もしもし、、、>

懐かしい母親の声だ、、、

<もしもし、お母さん、OOOOです、、、>


母親は、いたって健康体ではあるが、
数年前から、耳が随分と遠くなり不自由している、、、

日頃の不摂生とカラオケで怒鳴り散らしたワスの声は、
ガラガラで、母親はどうしてもワスを認識してくれない、、、

息子からのコールだとわかってもらえるのに、
たったそれだけのことで、数分を要している、、、

母親は母親で、何か、混乱しているのか、、、
関係ない日常の生活を話そうとして、、、
なかなか、こちらからの核心に触れられない、、、

母親は、耳が遠い分、それを遮り、
言葉を補うように、速射砲のように喋り続ける、、、


ようやく、一区切りついて、
娘の映画の件を伝えようとすると、、、
それが、また、難儀、、、

手際よく説明しようとしても、
所々、こちらの言葉が聞えていないのか、、、
リアクションがずれている、、、

何とか、時間をかけて、
今回の福岡国際映画祭の件がようやく理解できると、、、

急に、素っ頓狂な声をあげて、、、
言葉調子が興奮気味に裏返り、
喜びの様子がアリアリと電話越しに伝わってくる、、、

30分以上、、、
電話を切れないまま、、、
少し、自然と目尻が滲んできた、、、

電話を切った後、
何か、大きな仕事をやり遂げたような、、、
そんな達成感にも似た温かいものに包まれた、、、

母親は、何をうっちゃっておいても、
映画祭に駆けつけると云う、、、

また、その間、、、ほとんど、強制的に、
母親の部屋に泊まるように懇願された、、、

母親は、広島市内のアパートに一人暮らし、、、

小さいワンルームに、、、
皆で、雑魚寝してくれと云う、、、

その気持ちがヒシヒシと伝わってくる、、、

何故か、胸が締め付けられるような、
申し訳なさに、涙が出てきた、、、


ワスは、この世にたったひとりしかいない、、、
母親に対して、幾度の親不孝を重ねてきたのだろう、、、

自分の拘りから、大好きな母親に対して、
その反対の心配ばかりさせる行動に終始し、
どれだけ、母親に哀しい想いをさせてきたことだろう、、、

あんなに、無条件に喜んでくれる肉親の母親を、
何故、、、これまで避けてきたのだろう???



母親は、近くのショッピングモールにある写真店で、
孫の振袖姿を、記念撮影したいと願い出る、、、

こちらは、母親の言に戸惑うばかりで、
ただ、その喜びぶりだけは、十二分に伝わってくる、、、

今回の日本行きに対して、
これで、ようやく、一連の蟠りが解けた、、、

心おきなく、
これから、日本行きの準備に取り掛かれる、、、

新しい月の始まり、、、

家族においても、母親のおいても、、、

2007年の9月は、、、一生のうちで、
これ以上ないサプライズになるに相違ないだろう、、、
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