
<憧れのチェキさん!>
<起>
タイ語の「ナムヂャイ」という言葉には、
とても素敵な響きがある。
<ナ(ー)ム>は「水」、<ヂャイ>は「心」を意味し、
二つが合わさると「心の水=水の心」が転じて、
文字通り「心」そのものを表す。
敬愛申し上げます冨田竹二郎先生のタイ日大辞典では、
「ナムヂャイ」の意味を、
<(n)心情、本心、性格、誠意、寛仁な心、心意気>
などと、多種多様な表現で記されてます。
ただ、実際に日常生活で「ナムヂャイ」を遣うときは、
もうちょっと人間味ある温かいニュアンスが含まれてると感じます。
あえてそれを日本語に置き換えるとするならば、
「思いやり、寛容寛大な心、優しい心根」
といったところでしょうか。
ただ自分なりに「ナムヂャイ」という言葉を吟味するとき、
何故か「聖母マリア」のイメージが浮かんで離れません。
<同時に今流行の「ダヴィンチ=コード」映像とリンク?!>
そしてもう一歩踏み込んでその言葉の本質を解釈するならば、
「心の水」という語感から投影された聖母マリアの御心を鑑み、
「慈しむ心、仁、慈愛の心」
そんな優しくも温もりのある言葉の持つ意味合いが、
心の中に深く深く沁みてきます。
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