2016年11月25日

<嗚呼、広島第一劇場 「踊り子」>




広島に来て、無理してでも、
どうしても訪ねてみたい場所があった。
また、その訪ねるタイミングもはかっていた。

通称、広島の歓楽街、
流れ川にある広島第一劇場
いわゆるストリップ劇場である

今から30数年前、
いやもう40年近く前になるだろうか、
ワスの心の故郷である

高校に入学する前から、
高校を卒業するまで、

何かの節目節目に、
一人、引き寄せられるように通っていた

ワスにとっての、
大人への階段
紛れも無き青春の門だ

この劇場が、
間もなく閉鎖になるという。

スカス、
この記憶があまりにもおぼろげで、
まるで砂上の楼閣のように

あまりにももろく、
記憶の奥から風化し、
すり抜けていく

当時、お世辞にも美人とはいえない、
年齢不詳の何とも妖しい踊り子さんたちで、
隠微な香りに包まれていた

ただ、実に明るく、
すべてを笑い飛ばしてくれるような
明るさとバイタリティーがあった

当時は、間違いなく、
広島駅から歩いて通ったはずである。

スカス、今となっては、
全く、その道標も定かでない。

まるで別人の人生の一端かのように、
その場所や記憶が完全に抜け落ちている

(不思議だ)

今日、仕事帰り、広島駅で途中下車をして、
グーグルマップの誘導で、
広電銀山町下車で、南に350m

何とも健全なまでに綺麗になった、
流れ川の繁華街を歩く

目指す広島第一劇場があった

外観からも、全く記憶に上ってこない
不思議なまでに、心が静かである

躊躇したが、自分の辿ってきた道程を、
逆行するように、思い出にケリをつけるために、
中に入った。

9時半から日付が変わる前まで、
最終ステージが始まる

4人の踊り子さんたちが、
変わる変わる、芸道をみせてくれる

驚いた

ワスの錯覚でなければ、
こんなにも若い女性たちが、天使たちが、
地上に舞い降りてきてくれるとは

鍛え抜かれたステージでのパフォーマンス

30数年の歳月が雲散霧消して、
ワスは、一ッ飛びに、
青春の門に返り、時代を大きく遡る



村下孝蔵という、崇高な詩人であり
広島エリアを舞台にご活躍された、
名ギタリスト、孤高のシンガーソングライターがいた

哀しいけれど、過去形になる

ワス自身、上京して、道に迷って迷って、
ドップリと水商売の世界に浸かり、
完全に自暴自棄に陥っていた頃、

お店の有線で流れた
村下孝蔵さんの「ゆうこ」を初めて聞いた時、
体中を電流が走った。

あまりにも洗練されて、
研ぎ澄まされた詩とメロディーが、
心の中に突き刺さる

歌のもつ限りないパワーと、
その先に広がる
大海原を観たような気がした

その後、どういう運命のいたずらか、
最大限の幸運をもって、

村下孝蔵がいるCBSソニーで、
契約社員として働くことになる

歌謡業界を垣間見ることになるが、
個人的に村下孝蔵命で追っかけの自分は、

興行的な成功よりも、
村下孝蔵さんの未知なる可能性に、
心から惹かれた。

自分にとって、村下孝蔵さんの
心を揺さぶり続けられた
一連の奇跡の5連符

すなわち、

春雨、帰郷、ゆうこ、初恋 踊り子 (少女)

と、その最高傑作に接することになる

初恋でスマッシュヒットになり、
世間的には、広く認知を得て、
商業的には成功をおさめたが、

その後で踊り子が出た時には、
更なる喜びを感じた

当時、ワスは、主に埼玉の有線所廻りを担当していたが、
踊り子のキャンペーンの一環として、

音楽関係者に、踊り子には、いくつ
「つまさき」という言葉が出てくるかという
アンケート葉書を配布して廻った。

正解者の中から、その景品がウォークマンか何かで、
ワス自身、懇意にしていた有線所の女性スタッフに、
こっそり、その景品を贈った思い出がある


その後、日本を離れて、
村下孝蔵さんの突然の訃報に接したとき、

ただただ、心がざわついて、
これ以上ないぐらい、痛みを覚えた。

年月が流れる

ワスは、正確には、37年ぶりに、
思い出の地、広島第一劇場にきた

もう、信じられないぐらいの、
若くて、綺麗な踊り子さんたちが、
渾身のパフォーマンスをみせてくれる

その突き抜けるような笑顔の下に、
どれだけのご苦労が重ねられているか

ただ、そんなことはオクビにも出さず、
それこそ、すべてを脱ぎ捨てて、

華麗に優美に舞う地上の天使、踊り子
お客様を楽しませる真のプロフェッショナルだ

もう、10年前とか、20年前とか、30年前とか、
はたまた40年前とか、そんな難しいことは考えず、
目の前にあることにこだわり、素直に感動したい。

また、踊り子さんたちの熱気とパワーに
当初、自分が感じていた以上の、
静かだけれど、確かな闘志を頂いた

これまで、突然、個人的な事情があって、
約3ヶ月にわたり、その時々に感じたものを、
ネットにただ一方的に拙い駄文で長々と書き連ねてきたけれど、

とりあえず、今日をもって、
一時の休息としたい。

村下孝蔵さんの「踊り子」が、
静かにくるくるまわってきて、
脳裏に沁み入って来る

踊り子さんたちの天使のパフォーマンス
彼女たちのプロとしての矜持が光ります。

ワス自身も、ようやく、
気持ちがふん切れそうになりました。

一歩踏み出す勇気、
今日この時の感動を忘れないようにして、
また新たな人生のやり直しをしていきたい。

決して死に急ぐことなく、
まして、生き急ぐことでもない。

流れ川から日付が変わりつつ、
テクテク、横川まで帰る道すがら、
いろいろなことが、つまさき立ちでまわってくる

まだ、今後、どうなっていくのか、
自分自身にもわかりかねるけれど、

とにかく、ボチボチ、無茶はやめて、
地に足がついた生活をしていくべきだと、
気落ちを新たにする。



今後、母親が大丈夫であれば、
そう遠くない未来に、タイに戻る算段もしていく

つまさき立ちは、踊り子さんたちの、
一つの生き方の矜持であり、
プロフェッショナルであることの証

決して無理をしているのではないけれど、
自分に今、一番欠けている部分である。

踊り子のメロディーと共に、
たくさんの冬の景色、情景が似合う、
村下孝蔵さんのその他、珠玉の名曲の数々を想う

暫し、村下孝蔵さんのご冥福をお祈りしながら、
自分自身の生き方を考えていきます。


合掌


ありがとうございました。


「踊り子」by村下孝蔵
→ https://www.youtube.com/watch?v=RndHywNPTp8

「ゆうこ」by村下孝蔵
→ https://www.youtube.com/watch?v=iDibModp4eQ

2016年11月24日

<嗚呼、AP初湯舟 「熱き心に」>



ここ数日、少しあたたかいかなと思いきや、
やはり、時間帯で、かなり寒かったりする

広島では、この金曜日、
予想最低気温が4度になっている。

これまで、10度を切ったぐらいで、
アタフタ凍え切っていたが、
1度違うとかなり肌も痛いので、覚悟せねばならない

職場でタイ人の頑張りやの女性スタッフKさんが、
ここ1ヶ月ぐらい右肩が痛いということで、
相談を受けていた。

医者に診てもらうように勧めたが、
Kさんは、どうしてもいうことをきかず、
暫く、放置していた形になる。

ワスもかなり心配になり、
湿布やサロンパスを贈るが、
どうにもこうにもあまり効果がないみたい。

いよいよ、病院で診断してもらう決断をし、
本人とも相談して、どうしても仕事は、
休みたくないとのことで、

来週月曜日、夜勤に入るところで、
昼間病院に行けるように、
事務所の方に手配した。

それとは、別に、
日本が世界に誇る入浴剤、いわゆるバスクリンの類を、
是非、味わってもらおうと、Kさんに入浴剤の利用を勧めた。

(Kさんは、バスタブ付の会社の寮に住んでいるが、
その他大勢のタイ人同様、バスタブがあっても、
水を張ったことはなく、いつもシャワーで済ませている)

何かしら、肩の痛みに効果がないか期待しつつ、
明日、試しにいくつかもってくるからと約束した。

ここで、ワスも大げさでなく、
お恥ずかしながら、一つの決意をした。

横川のアパートは、それこそ、成り行きで、
あまり考えることなく、決めたところがあり、

自分にとっては、メッチャ高い物件だと思うが、
世間一般的な尺度からするとだいぶん安いらしい。
(一応、共益費を入れて、月2万円を切る)

とりあえず、バスタブはある。。。

が、入居してから、まだ、一度も、
このバスタブで湯舟に浸かったことがない。
Kさん同様、日に2度以上のシャワーのみである。

幸い、都市ガスが繋がっていて、
いつでも、キッチンと洗面所では、
超熱いお湯が、即座に出る。

何だか、自分なりの一大決心を楽しむように、
横川駅隣のダイソウに寄り、
入浴剤を求めた。

(どうしても、ダイソウでは、
ついつい余分なものに手が出るが、
今日は、不二家のチョコ4個とおかきを求める

情けないのは、買ったら買った分だけ、
後回しにできずに、どうしても我慢できずに、
その日のうちに食べちゃうので、大好きな甘いものには要注意)

入浴剤には、いくつもの地名があるが、
別府、箱根、草津の3つを選び、Kさんに贈ることにする。

別途に別府(嗚呼、いい語呂だなあ)を買って、
まず、ワス自身が試すことで、
その実力の程を、この身で、好みを味わいたい

だいぶん、前置きが長くなったが、
こうして、2016年11月23日、(世間では勤労感謝の日)
自分のアパートでのバスタブ湯舟初体験となった。

別府の入浴剤は、偶然にも、
ワスの大好きな色、紫の彩で、
何とも素敵なラベンダーの香りがする

外は、さむいが、
お湯はかなり熱い
というか、超熱い

1時間ほど寝かせて、
それでもまだかなり熱い、

そこは、グッと我慢して、
待望の湯舟に浸かる

体中の細胞がイッキに花開き、
目覚めるみたいだ。

何で今まで、自分のところにある、
こんなにいいお風呂を利用しなかったのだろう???

これは、はっきりいって、
気持ちよすぎ
また癖になる。

新たなマイブーム

熱い湯舟の中で、広大な大自然を呼び覚ます
「熱き心に」
のメロディーが、汗と共にジワジワわいてくる

当時、東京に住んでいて、
日本は離れてアメリカに渡るその1年前に、
大ヒットした心に思い出深い歌だ。

ステキなメロディーラインは、
先だっての「さらばシベリア鉄道」を謳われた、
今は亡き大瀧詠一さんの傑作だ。

どこか牧歌的で、日本のスケールに収まらず、
どちらかというと、雄大なアメリカの、
ウエスタンスタイルを彷彿させる

(湯舟もいい、別府もいい
ソステ、
いつか、本物の別府温泉に浸かりたい)

根性比べのように、
かなり熱い湯で茹で蛸のように、
全身が真っ赤に燃える。

嗚呼、、、

熱き湯が心に沁みて
熱き心も心に沁みて
君に・・・届けたい

嗚呼、、、

「熱き心に」by小林旭
→ https://www.youtube.com/watch?v=aOQVVqIJivE

2016年11月23日

<嗚呼、電車通勤 「終着駅」>



月曜日から、
電車で通勤するようにした

楽だ、はっきりいって、
ものすごく楽だ

ヤバイ、それなのに、
間に合わない

遅れる、、、

「終着駅」by奥村チヨ
→ https://www.youtube.com/watch?v=eusQEIj6WWk

2016年11月22日

<嗚呼、君の名は 「さらばシベリア鉄道」>



月曜日、日勤で一週間の始まり
ついに流星号を待機させ、
バスと電車を乗り継いで、職場に向かう

バスが6時1分からしかなく、
電車も山陽線から呉線への接続などで、
結局、ギリギリになった。

電車内は、かなりギュウギュウ詰めで、
おそらく今日だけかと思うけど、

孤独に慣れっこであったところ、
見知らぬ人とはいえ体がぶつかるような接触に、
かなり感動した。

やはり疲労感は全然違う

あたりまえだが、
電車通勤は、非常に楽だ。
黙っていても目的地に運んでくれる

仕事終わりに、8時ちょい前、
また矢野駅から電車に乗った。

広島駅で乗り換える際に、
ふと引き寄せられるように、
昨夜のリベンジを思い立った

山陽線で横川駅の二つ先
そのまま、昨日の続きで
新井口駅にそのまま行ける。

昨日、観るに観られず、
涙をのんだ、「君の名は」だ

最終が8;50、、、
ギリギリ間に合う時間

毒を食らわば皿まで、、、

有難いことに、月曜日は、メンズデーということで、
男性に限り、通常1800円が1100円と、超有難いサービス

ソステ、そのまま逝っちゃいました

>>>「君の名は」

全く知らずに、あの名作、マチコ巻きで有名な、
「君の名は」の焼き直し、そのアニメ版だと思いきや、、、

完全にやられました

この映画については、
いろいろ語りたいことが山ほどあって、
海ほど深くて

それらを1から100まで並べて、
グッとその想いを呑み込んで、

何も語らず、ひとりひとりの琴線に触れる
その余韻に浸っているのが一番いいのかもしれない

まさに、出だしから、メルヘンっぽいのに、

実に奇想天外だった

尾道が舞台の名作、転校生がふと頭をよぎったが、
全然、違う形で、ストーリーが引っ張られていく。

一体、どこに連れていかれるのだろうと、
心がやきもき、ハラハラ、ドキドキしながら、
映画にもある、彗星の煌きのごとく、
わからない迷路を辿りながら着地点に導かれていく

それが、また、妙に懐かしくて、
心地よくて、あったかくて、やさしくて。。。

青春、友情、初恋、運命、時間、結び、
神、幽界、不思議、出会い、

いろいろなテーマが睦ながら紡がれながら、
鮮やかな彩を添えていく

実写ではなく、アニメなのに、逆に、
幻想の波に翻弄されながら、
そのリアル感がヒシヒシと心に迫ってくる

何かこの感想を述べれば述べるほど、
安っぽくなりそうで、心が痛いのだけど、

号泣ではなく、知らず知らず、
スーっと涙が、何度も何度も、
流れては、ハッと我に返り驚かされた

一つだけ、ぼんやりとだが
求心力をもって脳裏に刻まれて
離れなかったのは、

時間、時空を超えた、
誰にもわからない説明できない

現実なのか、夢なのか、仮想なのか、
そんな世界が常に隣り合わせにありながら、

普通では、その世界にはどうしても行けない、
全く違った世界が幾筋もそこにあるということ

映画の中でも神との古来からの営みの中で、
神聖な場所があり、

神にも繋がる特別な組紐から、
縦糸、横糸の紡ぎ方が自然と連想される

時間というとらえどころのない観念を
映画のいくつもの大事な場面で、
象徴的に表現されていた

ずっと漠然と思い描いているのは、
時間という流れは、縦糸が幾重にも密に上から下りてくるように、

過去から現在、未来へと一本の糸で繋がっている、
通常、我々が暮らしている世界の他に、

すぐ横に決していくことはできないけど、
また別のパラレルワールドが存在していて、

例えば、一分前の、一分後の世界が、
少しずつ、変曲、変容、変貌して、
同時に流れている世界があるとしたら・・・

別の世界では、とんでもない金持ち、乞食を演じているか、
あるいは、自分はすでに死んでいるかもしれず、
誰にも説明できないし、そんな誰にもわからない世界があるとしたら、、、

それぞれの縦糸に対して、その時々の現実世界が、
横糸に繋がって、その局面での現実世界の座標になる

その不可思議な概念は、「バタフライエフェクト」や
「バックトゥーザフューチャー」「マトリックス」などで、
数々、捉えられているけれど

この「君の名は」では、日本古式に則り、
その日本の土壌の中で、そうした不思議な世界観を、

ロマンチックにミステリアスにエキセントリックに
まるで夢の世界のように、いざなってくれた

君の名は、、、
実は誰にもわからない
心の奥底に眠っている

そしてそんな大事なものだから、
ずっとずっと気になりながら、終生追い求めていくのに、
時間と共にいつしかすり抜けていき、忘却の渦に埋もれてしまう。

この映画でも、一つの現実世界が、
結びの神の酒を飲んでその横糸に繋がれ
また別の結びの世界が開けてくる

それらが普通だと全くの荒唐無稽になるところが、
この映画では、実にナチュラルに破綻無く、
結びの世界に導かれていく

誰にも覚えがある初恋、自分にとっての運命の人、
一生のうちに逢えるか逢えないのか、

それは、ある種、それぞれのミステリーであり、
それぞれのかけがえのないストーリー

ふっと遠い昔の思い出の中に眠ってしまっている、
もしかしたら、完全に忘れ去っていた
大事な大事なその人にとっての記憶の玉手箱が、

映画のヒーローとヒロインに投影されて
甘酸っぱい青春の縮図を開き、
静かに温もりをもって蘇らせてくれた


だからこそ、一つ一つの映像が、
目に沁みて、肌に沁みて、心に沁みてくる

「君の名は・・・」

映画が終わった後、暫くその場を動けなかった。

それでもかなりの人が居たが、最後のエンディングロールまで、
誰も物音一つ立たせずに、皆、動くのが憚れるように、
同じ意思をもった同士のように、その場に佇んでいた

ホンマ、ええ、映画やった・

結局、帰りの電車にタッチの差で乗り遅れ、
40分ほど待ちになったところ、

意を決して、横川まで、
歩いて帰ることにした。

ネットで調べてみると、10キロほどの道のりで、
徒歩、1時間半と出ている。

小雨がパラツイテきた。

全然、関連性がないのだけど、
テクテク歩くその道すがら、

その「君の名は」の映画のもつ独特の香りのようなものから、
一つの歌がイメージされて、また頭の中をリフレインしていく

かなり遅くなるけど、横になれるとしたら
自分にとっての「君の名は」が、
夢の中に出てきてしまいそう

昨日に続いて、一期一会
本当に心からいい映画との出会いだった



「さらばシベリア鉄道」by大瀧詠一
→ https://www.youtube.com/watch?v=bFpBKIjWI0s


2016年11月21日

<嗚呼、広島初映画 「聖の青春」>



日曜日、何か吹っ切れたように、
やりたいこと、行きたかった所、買いたかったもの
時間の許す限り、やり尽くした。

カラオケも思う存分、
歌い込んだ。

デジタル式の体重計を
求めた。

初めての広島城を散策した後、
これまで買いたかった本を、
かなりの冊数をまとめ買いした。

トドメに、ずっと心にあたためていた
「君の名は」
を映画館に直接足を運んで、観たかった。

大好きな映画の類は、
ずっとネットから落とし込んでいたので、
全く、映画を観る機会はなかった。

まして、日本の映画館で観る映画は、
ずっと30年以上前、
寅さんの映画以来となるか

まるで明日がないみたいに、
全部、やることやってしまえという気分で、
日が暮れてから、流星号で飛び出した

映画館が、近辺にあまりない
行き先は、新井口駅前
目指す映画館に21時過ぎに到着

「君の名は」ちょうど、タイミングが悪く、
最終20:50に間に合わず、観られず仕舞い

そこで、運命の引き合わせか、
「聖の青春」が、
昨日から封切りになっている

最終が21:20スタートでギリギリセーフ

この将棋の世界を描いた実話については、
ずっと興味があった

29歳で夭折した羽生と互角に渡り合った
天才棋士 村山聖の人生を描いた作品

見応えがあった 
胸がかきむしられるような
痛みがあった

破天荒でメチャメチャな生き様
自分を苦しめるように、死に急ぐように、

それでも自分のやりたいことを
最後まで、貫こうと命を懸けて、
実践した

このメチャぶりが、
たまらなく、たまらなく
たまらなく、たまらなかった

主人公を演じる松山ケンイチが、
20キロ体重を増やしてとあったが、
完全に、村山聖の魂がのりうつったような演技

「聖の青春」と呼ぶより、
文字通り、凄まじいまでの
「聖の凄春」そのもの

途中から、聞き覚えのある言葉だな、、、と気付いたが、、
村山聖は、何と広島県安芸郡府中町の出身で、
今の職場があるところの目と鼻の先だ

ビデオで観るのとは、
まるっきり違う次元での、
映画の醍醐味を味わった。

無理をしてでも、
アクションを起こして、
本当によかったと思う

横川に戻った時には、
日付が変わっていたけれど、
久しぶりにスゴクいい時間をもったと実感する

次に、まだ、間に合うかどうか、、、
定かではないけれど、
近々に「君の名は」も観ないではいられない。


「聖の青春」予告編
→ https://www.youtube.com/watch?v=9KRblK92ubw

2016年11月20日

<嗚呼、広島城 「青い瞳のステラ 1962年夏」>



日曜日、、、

結局、朝晩、合わせて
この一週間、かの「まねきねこ」に入り浸り

(スマホによる会員登録をすると
フライドポテトのサービス→かなり美味い)

ソステ、朝一から一人カラオケ格闘ダイエットの後、
何と、あろうことか、
表に停めていた流星号の後輪がパンク???

モスカステ、前日に、
もう流星号は用なしの意味合いで、
通勤では使わない、卒業なんて書いたから、

はぶてたんやろうか(広島弁)

(嗚呼、決して、棄てるなんて、
そんなことあらへんで、
またいっぱい働いてもらうよってに・・・)

超ラッキーなことに、
道を挟んで、すぐ目の前が、
まるでそのまま助け舟のように自転車屋カナガキ

小さい金属片を拾ったみたいで、
パンク修理5分で870円、、、
流星号復活


嗚呼、今にも降り出しそうな、心細い薄曇りの中、
これまで、何度も目の前を行き来していた
復活した流星号で広島城に向かう

広島駅からも、ワスの居る横川駅からも、
かなり身近なところで10分ほどで到着

広島城

別名 鯉(こい)の城と書いて、
鯉城(りじょう)

江戸時代初期、かの毛利輝元が、
太田川河口に築いた平城で、

平城としては、
名古屋城、岡山城と共に日本三大平城に数えられ、
日本100名城の一つに選定される由緒ある城である

1945年の原爆投下で一度、
この広島城は、原型を留めることなく
完全に破壊され尽くした

現存の広島城は、
戦後、建立されたものであり、
名城であるのに、どこか切ない痛みと傷みを感じる

スカスのスカス、、、

実は、お恥ずかしいながら、
広島県人であるのに、この広島城の城内どころか、
その近辺にすらまだ一度も入ったことがない

(おまえは、モグリかと言われそうであるけど・・・)

いつも遠目に眺めていた石垣の内側に、
何度も近くをすり抜けていた
その当の広島城内に初めて入る

緑で広々とした敷地があって、
連日の驟雨で散りかけの紅葉が綺麗

広島城内に登る(370円)

日曜日ということもあり、
外国人観光客も多く、

広島城の歴史やいわれ、数々の展示品なども、
ビデオ形式で、英語表記や解説もある

何だか、
とても清々しい気持ちになる

城内の天守閣下から、
広島の街並みを眺望する

あまりにも静けさと優しさに満ちていて、
逆に何かこわくなるぐらいの広島のパノラマがある

改めて、広島の辿ってきた歴史、、、
多くの犠牲に上になぞられた道程の険しさから、
安らぎと重々しさの相反するものを同時に感じる

ソステ、こうして広島城を訪ねたことで、
とにもかくにも、永年気になっていた、

やっと広島県人であることの
最低限のお墨付きを得たような気がした

広島城内の空気

どこかで、死と隣合わせのイメージと神妙さを覚え、
今の平和の有り難味をつくづくと感じた


「青い瞳のステラ 1962年夏」by柳ジョージ
→ https://www.youtube.com/watch?v=zMLKeQ68RjE

2016年11月19日

<流星号とポケモンGOの卒業「面影」>



今週最後の夜勤が明けた
ようやく雨が止んで、
少なからずホッとする

流星号と苦楽を共にしてきた
ポケモンGO

レベル29から30へ上がるのに、
35万ポイントなる莫大な数字を要し
ずっと停滞していたところ、ようやくクリアした

最後は、ヒトデマンをゲットしたところで、
35万を超えて、レベル30のキラキラが出てきた。

<終わった。。。>

どこかで気持ちがホッとしている

日本に来た当初、初めてのスマホを得
日々の孤独の中の唯一の慰みものとして、
ポケモンGOと過ごしてきた

あまりにも夢中になるのがこわかったので、
制限つきで、レベル20になったら、
ピカチューをゲットできたら、

そのときこそは、終わりにしようと、
心に決めながら、

それらをクリアーした後も、ズルズルと、
ポケモンGOと別れられずにいた

まだ、たかだか数ヶ月にしかすぎないのに、
ポケモンGOとは深い思い出があり、
どれだけ、日々の中で心の拠り所になったことか

元々、出不精の自分が、流星号を使って、
アチコチ出かけるのも、
新たな場所に積極的に出向いていくのも、

また、それ以上に、きつい仕事や、
昼夜を逆転した不規則な生活に耐えられてきたのも、

まるで、いとしのペットに慰められるように、
ポケモンが語らいできてくれたことが、
どれだけ力になり心の支えになってきたことか

親しい方の中にも、このポケモンに対して、
ひときわ不快感を示される方もいらっしゃり、

なかなか自分の気持ちの中でも、
おおっぴろげに出来ずにいたところ、

どこかで、制御すべき、
ハードルを設定せねばとずっと思っていた。

その一番、相応しい幕切れは、
自分にとってのレベル30
とどこかで、心に決めていた

2016年、11月19日、朝、
マツダスタジアムを通行中に、
ヒトデマンでレベル30に到達した

少しでもポケモンGOをプレーされたことがある方は、
わかって頂けると思うのだけれど、

レベル20を超えたぐらいから、
もう遅々として進まず
どうしてもじれったい想いをすることになります。

ポケモンの総数が全部で149体!?かそこらあるところ、
あと11匹ゲットしたら、全部クリアーですが、
そこまでいけずに、138匹捕獲したところで終わり。

元々、ポケモンの中でピカチュウのみしか
名前もわからないでいたので、
ピカチュウがほしくてほしくてたまらなかった

こちらの日記の記録によれば、
9月30日に初めて、ピカチュウをゲットし、
嬉々としていたところが実に思い出深い。

スカス、次の段階で、
ピカチュウを進化させるためには、
50匹ゲットせねばならず、

その後、やっとの想いで、
ようやく合計3匹と出会えたところ、
それきり進展は全くなかった

スカスのスカス、
つい先だって、ピカチュウの巣なのかどうか!?
異常にピカチュウが発生してくる場所を偶然にも見つけ、

何と何と2日で80匹以上を捕獲し、
ピカチュウを1匹どころか3匹進化させて、
ライチュウを得たところ。

これで、もう悔いなく
ポケモンGOと別れられるのか否か?!

どこまでもいっても、キリがないし、
どこかで、踏ん切りをつけないといけない

また、ポケモンとの訣別があるとしたら、それと同時に、
相棒の流星号についても言及せねばならない。

これまで流星号で、雨の日も風に日も槍!?の日も、
長い道程を、職場まで通ってきた最高の戦友ではあったが、

ここらあたりで、会社に甘えて、
定期を使って、電車で通うように検討している。

朝晩、手足が悴むような寒さもあるけど、
徹夜明けなど、意識が遠のいていて、
流星号の運転も、やはり危ないのは危ない。

たとえ雪が降っても、嵐が吹いても、
流星号と一緒に、働いているうちは通おうと思っていたが、
もう、ここら辺りでいいのではないか、、、と自問する。

ポケモンも最後の目標は、149体全部、
捕獲することにあったけど、
こちらも少しずつ、フェードアウトしていきたい。

何だか、言葉では、
うまく説明できないもどかしさがあって、

どこかたまらなく、
心が切ないのは切ないけれど、

今の自分の気持ちを代弁して、
歌の気分は、しまざき由理さんの「面影」
(昔懐かしいGメン75の主題歌でもある)

自分なりの答えはまだ出てない・・・

「面影」byしまざき由理
https://www.youtube.com/watch?v=MAfoUvN4mcg

2016年11月18日

<嗚呼、白い玉葱 「白い一日」>



<真っ白な 掃除機を 眺めては飽きもせず
かといって 触れもせず そんなふうに君のまわりで
ぼくの一日が すぎていく・・・>

当時からの勘違いというのは、
何ともユニークなもので、

小椋佳さんが歌う「白い一日」は、
中学生の多感な時期に、
静かな衝撃を味わった

その不思議で幻想的なタッチ
限りなく透明なようで不透明極まる
何ともシュールな世界に引き込まれる

後年、実は「掃除機」が「陶磁器」だと知って
自分の天然の呆けぶりにもあきれることながら
改めてこの歌の凄さ、緻密さを知った


昨日、夕刻出勤前に流星号で「まねきねこ」を訪ね、
その日の朝方の一件を訪ねたところ、
何とも意味不明な掃除機のような回答だった

結局、何だったのか、さっぱりわからないながら、
通常通り、「まねきねこ」は営業されて、
心の中は陶磁器に落ち着いた次第です

それから長い夜勤の仕事の最中、
翌日の「まねきねこ」への参加だけを楽しみに
またまた早朝から飽きもせず 行ってきました

それから体にいいとのことでおススメ頂いた白い玉葱を
蒲刈の塩と酢につけて日々のご飯のおかずにするはずが

見た目の不味さと裏腹に あまりの美味さに
瞬時にそれだけで頂いてしまいました

何とも昼だか夜だかわからない
意味不明な
不透明な一日

<そんなふうにワスの周りで
ワスの一日が過ぎていく>




「白い一日」by小椋佳
https://www.youtube.com/watch?v=wdWyNGUJ8zs

2016年11月17日

<嗚呼、招かれざる客 「メモリーグラス」>



一体、<まねきねこ>で何事がおこったのだろう???

三日連続夜勤明け、今日は朝の8時半に、
満を持して、確信的に、
いとしの<まねきねこ>に向かったところ

あろうことか<まねきねこ>の入り口を、
警察署員が10数名が包囲して、

パトカーも5台ばかり赤いサイレンを廻しながら
通り道に壁をつくっている

<まねきねこ>の前も後ろも道を完全封鎖され、
そこを通ることすらできない

何らかの事件が起こったのは間違いない

何だか、イヤーは予感と胸騒ぎがする

大道路を隔てて、遠巻きに眺めながら、
迂回するような形で、
それでも聞き分けのない駄々っ子のように、

もう、2、3日の徹夜も何のその、
この燃え上がった想いの落とし所も見つからないまま、
<まねきねこ>の招かれざる客になってしまった

とりあえず、
ジタバタしても始まらないので、
しばし、ちゃんとねよう

(それにしても、一体全体、
何があったんだろう?
この妙なタイミングで、非常に気に掛かる)

「メモリーグラス」by堀江淳
→ https://www.youtube.com/watch?v=jb-cKx5_gVk

2016年11月16日

<嗚呼、十八番 「モノクローム・ヴィーナス」>




15日、給料日
通常毎日欠かさず残業があるのに、
業務命令で、1ヶ月に一度だけ、この日は定時退社

少なくとも夜勤で入ると、2時間の残業で、
朝7時半上がりで、帰宅は早くて9時ごろになる。

スカス、今朝は5時半に終わって、向かった先は、
昨日、広島カラオケデビューした「まねきねこ」アゲイン
(間違いなく当分、クセになりそう)

暗いうちから、もう頭の中では、歌いたい歌が、
アトからアトから浮かび上がってくる


「十八番」と書いて「おはこ」と呼ぶ

いろいろな云われがあるけど、
早い話が自分にとっての、得意な芸ごとや技など、
特技と言われるもの

(嗚呼、何故かゴルフの18番ホールをイメージしてしまう)

この日、単純に「まねきねこ」で試してみたいことがあった

自分の一番好きな歌を、これはという自信のある歌を、
最低18曲歌いこんでやろう・・・と。

それに準じて、いろいろな機種があって、
内容がよくわからなかいながら、
日本はかなり進んでいて、その機械の採点法も優れている

昨日は、デビュー戦で、操作の仕方がわからず、
ただ、絶叫したに過ぎなかったが、
同じやるなら、採点込みでトライしてみようと、心が躍る

暗がりをふっ飛ばして行きながら、
横川のまねきねこに、7時10分前に到着

この時間帯に入ると、1時間400円だと説明され、
当然、サービスタイムが始まる7時まで10分程待つ
(7時以降、12時まで1時間20円なのだ)

少し時間があるので、その間に、
改めて機種の説明ややり方を係の方に教わる。

機種は全部で5種類あって、

1. LIVE DAM
2. JOYSOUND MAX
3. PREMIER DAM
4. JOYSOUND f1
5. すきっと

で、それぞれ、採点基準や精度が違い、
各5つの機種だけでも、
いくつも採点のタイプを選べるとの由

係の方に、一番人気の、
最新の機種ということで、
1のLIVE DAM を選び、

その中でも採点方法がいろいろありながら、
全国ネットで、一番難しいのをリクエストして、
辛口で、精度の高い採点方法を設定してもらう

ここは、全部で28部屋あるということだが、
通された部屋が、偶然にも、
ワスの一番大好きな数字「17番」には、唸ってしまった

前置きが非常に長くなって、
中身がすっ飛んでいるが、

そして独唱に継ぐ独唱で、その間、
まるで人生のドラマのような起伏が存在するが、

それから、時間内いっぱいの12時まで5時間、
絶叫の嵐で脳天唐竹割になりながら、、、

結論から書くと、
この採点は、確かにかなり辛口で厳しく、
自分の十八番がことごとく全滅

次第に歌いこむ数が、倍の三十六番になっても、
さらに、点数が落ち込む一方

けっこう、自分では気持ちよく歌い込んで、
さあ、どうだ、、、と観ると、愕然・・・

参りました・・・と頭を下げる

まるで、武士の果し合いのような心境だ

スカモ、その採点が心憎いばかりに解説してくれて、
その詳細を読み込んでいると、妙に説得力があり、
納得している自分がいます。

悔しいけれど、最高点は89点
自分の十八番がことごとく80点に届かない

意識が朦朧としてくる一方で、
俄然、闘志がわいてきて、

(これは、通わにゃならんばい)

と、自分勝手に独りよがりのよがり声。

この「まねきねこ」禁断の24時間営業
何という心のオアシス、癒しの場

当分、夜勤、日勤に関わり無く、
空いた好きな時間に、まさに独りよがり、
通っちゃいそう

「まねきねこ」恐るべし

(いい年をして徹夜でそんなことしている暇があったら、
早く寝ろよという声がいっぱいいっぱい聞こえてきますが・・・)


「モノクローム・ヴィーナス」by 池田聡
→ https://www.youtube.com/watch?v=ZgX9tIfalJw